しんのすけ の いない 世界 に 未練 なんか ある か。 2018年7月11日

泣ける「しんちゃん」復活!大人ガチ泣きの名シーン選

しんのすけ の いない 世界 に 未練 なんか ある か

野原ひろしってどんなキャラ? 出典: 20歳のときに出身の秋田県から上京し、「二葉商事」に就職。 勤続15年目を迎える バリバリのサラリーマン です。 現在は係長まで出世し、埼玉県春日部市の一戸建てで家族と幸せに暮らす、 まさに順風満帆な人生を送っています。 すぐ女性にデレデレしてしまう浮気性なところもあり、 妻・みさえに叱られてばかりの毎日です。 威厳のない父の姿は、我が子であるしんのすけやひまわりにも呆れられてしまうほど…。 そんな情けない姿を見せることが多い野原ひろしですが、ここぞという時には かっこいい「父親」の一面を見せます。 」 出典: 映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」からのセリフです。 B級グルメカーニバルを訪れたしんのすけは、あるトラブルに巻き込まれてしまいます。 そのことを知ったひろしは、 同僚に仕事を任せてしんのすけの元に向かいます。 その時に同僚に言ったセリフです。 父親の代わりは誰もできない 、本当にその通りですよね。 どんなに仕事が忙しくても、常に家族のことを一番に考える姿は、まさに 「父親の鑑」。 ついつい仕事を頑張りすぎてしまう私たちにとって、グサリと胸に刺さる言葉です。 ひまわりが誘拐されるという危機に直面した野原一家。 そんなとき、ひろしは 「もう会社なんてどうだっていい。 世界の危機もどうでもいい。 」 、 「どんなひどいことになっても家族が一緒にいさえすれば乗り越えられる!」 と家族を励ましました。 大黒柱としてしっかりと家族を支えています。 」 出典: こちらも同じく、 映画「クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡」からのセリフです。 誘拐されたひまわりのことばかり考えるひろしに、しんのすけは 「ひまわりばっかり!」と嫉妬してしまいます。 そんなしんのすけにひろしが言ったセリフです。 今ではすっかり大きくなったしんのすけも、もっと小さい頃はひまわりと同じように、周りに支えられながら成長していきました。 そして、それはこれからもきっと続いていきます。 どれだけ大きくなっても、親や周りの人への感謝を忘れてはいけない 、そんなことを教えられる深いセリフです。 ひろしとみさえはそれを止めさせようとしますが、黒幕は 「ワガママを助長するダメ親」 と一蹴。 それに対してひろしが言ったセリフです。 お人好しなイメージも多いひろしですが、 時にはしんのすけに対してしっかりと説教をする姿も。 そんなひろしの父親としての信念が伝わってくるアツいセリフです。 せっかく買ってもらったおもちゃが無くなってしまったしんのすけ。 がっかりした様子のしんのすけと一緒にお風呂に入ったひろしは、 「つらい時には、笑っちゃえ!」 と言いながら、しんのすけの体をくすぐります。 するとしんのすけも笑顔になり、 一家に自然と明るい雰囲気が戻ってくるのでした。 ひろしの 前向きな人柄 が表れたセリフですね。 明るく元気な野原一家も、ひろしの支えがあってこそのもの。 愛犬・シロを助けるため、UNTI(宇宙監視センター)が発射するロケットに乗り込んだしんのすけ。 ひろしはすぐに発射を中止するように訴えますが、 計画通りに物事を遂行したいUNTIは聞く耳をもちません。 その時にひろしが言ったセリフです。 計画を立てることは大事ですが、そればかりにこだわって盲目的になってしまうのも考えもの。 家族がいる幸せをアンタたちにも分けてあげたいくらいだぜ。 」 出典: 映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」からのセリフです。 日本を20世紀の姿に逆行させる計画を立てた黒幕・ケン。 自分の策略から脱したひろしに対して、ケンは 「残念だよ、野原ひろしくん。 つまらない人生だったな。 」 と吐き捨てます。 それに対してひろしが言ったセリフです。 泣けます。 戦国大合戦!」からのセリフです。 戦国時代にタイムスリップし、行方不明になってしまったしんのすけ。 ひろしとみさえは自分たちもタイムスリップしようと試みますが、 みさえは今の世界に戻ってこられるかどうか不安な様子。 そんなみさえに対して言ったセリフです。 ひろしが毎日頑張って働くのも、 すべては愛する家族のため。 その家族がいなくなってしまった世界なんて、もはや彼にとっては意味がないんですね。 家族の幸せを奪おうとする黒幕に対して、ひろしは 「家族だから幸せなわけじゃない!野原家だから幸せなんだ!」 、 「オレとみさえとしんのすけとひまわり、この4人で幸せを作ってるんだ!」 と訴えました。 いつも幸せな野原家の姿を見ていると、つい 「家族 = 幸せなもの」 と思いたくなってしまいます。 でも、現実はそんなに甘くないですよね。 幸せな家族になるために大切なのは、全員で幸せになろうと努力すること。 そんなことを考えさせられるセリフです。 」「まかせろ俺。 」 出典: 映画「クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」からのセリフです。 ある日突然、ロボットの姿になって帰ってきたひろし。 しかしそのロボットは、 ひろしの記憶をそのままコピーしてつくられた偽物 でした。 その後、人間のひろしが見つかり、 ロボットと人間どちらが本物の父親か、腕相撲をして決着をつけることに。 その時に二人の間で交わされたセリフです。 ロボットとは言え、記憶をコピーしてつくられた人格はひろしそのもの。 家族を奪われる気持ちを考えると、胸が張り裂けそうになります。 「がんばれ」 と言って全てを託し、それを 「まかせろ」 と受け止める二人のやり取りは最高にかっこいいですよね。 文句なしの名セリフ・名シーンです。 まとめ 以上、「野原ひろし」の名言をご紹介しました。 まだまだ広がり続ける「クレヨンしんちゃん」の世界で、これからはどんな名言を残してくれるのでしょうか。 野原ひろしの今後の活躍にも期待です!.

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「しんのすけのいない世界に未練なんてあるか?」 心に残るクレヨンしんちゃんの名言集

しんのすけ の いない 世界 に 未練 なんか ある か

起動 朝、一日がはじまる。 どこにでもあるような至って平常な朝だ。 退屈なほど平凡で。 ワルプルギスの夜だとか、そんなうっすら噂で聞いたことがあるようなないような災害の予兆も当然無縁で。 調理実習で作るのはシチューだ。 ルーを使わない料理なんてはじめてやるから、敷居が高く思えてしまう。 得意な人にでも任せる気で他の男共と一緒に皿洗いの役割を買って出ていたが、まだ洗うような段階でもない。 貸したハンカチを三角巾にしている鹿目さんを眺めてみると、見た目に違和感はあまりない。 いつも使ってる地味なハンカチも鹿目さんが着けていると印象が少し変わって見えた。 まどか「あとじゃがいもを切って……あ、【貴方】くんじゃがいも剥いてもらってもいい?」 貴方「ああ、そのくらいなら」 まどか「芽はちゃんと取ってね」 貴方「毒があるもんな。 わかってるよ」 みんなで野菜を剥いて切って材料をそろえる。 難しくない作業を最初に振ってもらってなんとか活躍できた。 フライパンを使うようになるところからは複雑そうで俺は洗い物に回ってたけど、鹿目さんは割と仕切っているようだった。 もう少し煮たら出来上がりだね」 貴方「おお、いい感じに出来てきてる!鹿目さん、普段から家の手伝いとかしてるの?」 まどか「普段はそうでもないよ……。 でも、今回のはパパに教えてもらったから」 まどか「最初の時は焦がしちゃってホワイトシチューにならなかったの」 予習なんてする気にもならなかったから素直に尊敬した。 1料理が出来る女子っていいな 2焦げたシチューはどうなった? 3自由安価 下2レス 貴方「鹿目さんのお父さんってたしか料理上手なんだっけ。 料理がうまい男の人って憧れるな~」 まどか「パパに伝えておくね。 きっと喜ぶよ。 【貴方】くんは料理はするの?」 貴方「まあ、壊滅的ってわけじゃないと思う……」 まどか「そっか。 それならやってみれば上手くなるよ!」 まどか「わたしもパパを見てると、料理上手な男の人っていいなって思うよ。 ママが料理してる家のほうが多いのかもしれないけど……」 貴方「お母さんはバリキャリか。 それも憧れるな」 まどか「それも伝えておくね! シチューそろそろかな。 ハンカチ本当にありがとう」 鹿目さんはフライパンを覗きこむと、嬉しそうに火を止めて完成と言った。 食欲をそそられる見事な出来だ。 最初は焦がしててもこうしてみんなから頼りにされるようになったんだもんな。 鹿目さんのおかげでまともなものが食べられると思うと感謝しないと。 あと、鹿目さんのお父さんのおかげか。 調理が終わって食べる頃にはエプロンと三角巾も外して、ハンカチも返してもらった。 ……自分の手元に戻るとやっぱりただの地味なハンカチだ。 有効に使ってもらってよかった。 *待ちに待った放課後です。 また、知らない個人宅等も無理です。 知り合いを誘うことはできます。 ベテラン二人に囲まれていると安心感は段違いだ。 だが、任せきりっていうわけにはいかないよな。 貴方「……二人と一緒で活躍できますかね、俺」 杏子「ああ? 出番なんかないかもな。 あたし一人でも十分だってのに、マミまでいるならヨユーで勝てる」 マミ「何を言ってるの、佐倉さん。 後輩の育成だって先輩の大事な仕事よ」 マミ「あなたもベテランといえるくらいになって、後輩が出来たのだから、お姉さんにならなくちゃね」 杏子「わ、わかってるっての!いつまでも後輩とか子どもの扱いするなよな!」 マミ「わかっていればいいのよ」 俺や新参のやつらからすれば随分ベテランに思える佐倉さんも、巴さんの前では敵わないらしい。 ……佐倉さんは巴さんを除くみんなとは年は同じらしいが。 マミ「それにしても、新しく仲間になったのはみんな【貴方】くんと同じクラスかぁ」 マミ「学校でも楽しそうでいいわね。 普段からよくお話するの?」 貴方「ああ、まーそりゃあ。 契約する前から仲は良かったほうだと思いますよ。 どちらかというと平和なクラスなんで」 貴方「契約してからは共通の秘密ができて更に関わるようにはなりましたけどね」 マミ「……共通の秘密を持てるクラスメイトの友達か。 考えたこともなかったな。 ちょっとだけ羨ましい」 貴方「よく考えたら、うちのクラスだけすごい偏りですよね。 クラスっていうか学年で見てもだし」 貴方「まったく素質ってやつもなにを基準にしてるんだか……」 マミ「この前キュゥべえが言ってたことだと、年によって契約しやすいピークがあるのかもしれないわね」 マミ「魔法少女は一年も持てばベテラン。 ……不思議なことだけれど、私の周りでは佐倉さん以外に見たことがないわ」 俺たちは運のいいことに契約したてから仲間や先輩に囲まれているし、これまで大した危機もなくやってきた。 しかし、魔女との戦いは本来なら命懸けだ。 気を抜いてたらいけないってことだろう。 杏子「それにしても偏ってる気がするけどなぁ? まるで誰かが中心になってるような……」 貴方「誰かって、うちのクラスメイトの中で?」 杏子「勘だよ勘! 言ってみただけだ!」 貴方「ま、偏りについてはわからないけど、賑やかで毎日楽しいクラスっすよ。 今日は調理実習でホワイトシチュー作ったんだ」 貴方「うちの班は鹿目さんのおかげでうまくできたけど、美樹の班は焦げたって悔しそうにしてたな」 マミ「まあ、鹿目さんってお料理得意なの?」 貴方「お父さんに習ったんだって。 うまくできてすっげえ嬉しそうにしてた」 他愛のない話をしながらみんなで魔女を探し歩く。 1巴さんのクラスでの過ごし方について聞いてみる 2佐倉さんに学校の楽しさをアピールする 3自由安価 下2レス 貴方「とにかく、今日の鹿目さんは頼りになったよ。 普段そういうイメージなかったけど、面倒見の良さとかが垣間見えた感じで」 マミ「本人に言ってあげたら喜ぶでしょうね?」 貴方「ん~……鹿目さんどんな反応するかな。 なんとなくですけど、褒められるの慣れてなさそうじゃないっすか?」 マミ「反応を見るためにも褒めてみればいいじゃない」 ……なるほど、それは考え付かなかったな。 あの時憧れるって言ったのも鹿目さんじゃなくて、『鹿目さんのお父さん』のほうだったし。 杏子「調子に乗せてなんかうまいもんでも作ってもらうか?」 マミ「こら。 そういう話じゃないでしょ?友達に手料理を振舞う機会っていうのも、両親が健在だとそうないものだしね」 マミ「それこそ『調理実習』でも一緒にやるのでもないと」 話しているうちに魔力を感知して、結界を探すことに意識を切り替えていった。 少しの差ではあるが、気付いたのはやっぱり魔法少女を長くやってる巴さんと佐倉さんのが先だった。 前衛に佐倉さんと俺が並び、後ろを巴さんが守る形で迷宮を進んでいく。 右側に現れた敵は佐倉さん、左側に現れた敵は俺が。 正面から来た敵を仕留めるのはどうしているかというと、武器のリーチが長い佐倉さんのほうが速かった。 杏子「モタモタしてるなよ?わざわざ譲ってやってるんだから」 それに加え、倒すのにモタついた時は巴さんか佐倉さんが援護してやっつけてくれていた。 貴方(こっちも長めの武器にするか……?でもあんまり扱ったことがないしな) 今の武器は魔力の刃を短く出した短剣だ。 基本的に刃の出力は大きいほうが魔力もかかるから、特別力を込める魔女戦でもない今、長くするなら細剣とかになるだろうか。 けど多分、倒すのが速いのも武器のリーチだけの差じゃない。 反応の速度も佐倉さんのほうが上なんだろう。 下手に変えても武器に振り回されてしまうのが容易に想像できる。 マミ「【貴方】くんはいろんな戦い方ができるけど、代わりにあまり定まってないのね」 マミ「色々と試してみるのは構わないわよ。 私達もついてるんだし自由にやってみたら?」 巴さんは二体以上の敵が現れた時にだけ的確に援護して撃ち落としてくれている。 使い魔を倒すのに弾は一発、多くても二発だ。 誤射は一切なかった。 今はペーペーの俺も含めて三人いるからこういうふうなんだろうが、きっと一人でも全部対処してのけちゃうんだろうな。 ・戦い方とか 1このままでいこう 2細剣にしてみる? 3鞭とか? 4杖から魔力を飛ばす飛び道具に挑戦してみる 5自由安価 下2レス ……これでいこう。 イメージを明確にし、魔力の刃先を細く伸ばしてしならせる。 刃に使う魔力は変えずに鞭の完成だ。 杏子「へえ、考えたな。 でもまだまだ狙いが甘いよ!」 振り回せばなんとかなる剣のような武器とは違って、扱いは少々独特だ。 佐倉さんが手本とばかりに槍を変形させ、多節棍を扱って使い魔2体をまとめて倒してみせる。 上手く扱えばここまで連続して当てられるのか。 まとめて叩くにはもう少し伸ばしたほうがやりやすいかな。 マミ「私たちも似たような武器は使えるからね。 必要なら今度じっくり見てあげられるわ。 今は色々と見て盗んでみて」 二人に指導してもらいながら進んでいった。 やっぱり二人がついてるからあっというまだった、って感想だ。 佐倉さんは普段反発してることも多いけど、戦いの中だと的確に巴さんの指示に合った動きをしてたのが印象深かった。 なんだかんだ息合ってるよな、あの二人。 そんなことを少し口に出してみると、予想外に怒られてしまった。 杏子「当たり前だろっ! 最低限やりたいことが合わなきゃ足引っ張り合っておしまいだ」 杏子「今回はアンタもいるから細かく指示してたが、あたしならマミの考えは大体読める。 一緒に戦うからには互いに命預けてんだぞ」 ……これは自慢もされてる、のかな? マミ「あら、そこまで言ってくれてありがとう。 佐倉さんもちゃんと後輩の面倒見てるのね」 杏子「な、なんだよそれ!?」 マミ「佐倉さんはこういうところ結構真剣だから。 態度は厳しいけど落ち込まずに受け取っておいて」 貴方「そうっすね。 一緒に戦うなら連携は大事だし」 マミ「じゃ、パトロールはここまでにする?佐倉さんはこれからはどうするの?」 杏子「えー、あたしは…………」 マミ「決まってないならうちに来る?どうせ帰っても一人だし。 ご飯くらいなら出せるわよ」 杏子「まあ飯食えるならそれでもいいや」 渋々を装ったような佐倉さんの返事。 それから巴さんはこっちを見る。 身の回りの設定は変わることありますが。 ------------------------------------------------------------ まあ、普通か。 特に他の人と変わりはないと思う。 ……別に気にする意味もないな。 なんで気になったんだろ。 貴方(鍋楽しみだな) ちょっと買い物をしてから高層マンションの中の巴さんの部屋に上がらせてもらうと、お言葉に甘えて佐倉さんと並んでソファに座る。 巴さんは鍋の用意に行っている。 手伝わなくて大丈夫かな。 貴方「手伝うことあります?」 マミ「大丈夫よ。 具材を切るだけだから」 佐倉さんはソファの上であぐらをかいている。 ……遠慮がないなぁ。 まるで自分の家みたいなくつろぎ方だ。 貴方「佐倉さんは前からよくこうして上がっていたの?」 杏子「ああ。 昔は訓練か魔女狩りの後のお茶会だけだったけどな」 貴方「お茶会か……この前も聞いたような。 楽しそうだね。 女子会みたいなもの?」 杏子「一応魔法少女の活動の一貫としてだよ。 反省点言ったりすんの。 ……前は魔法少女のこと以外で関わることって少なかったからな」 貴方「あぁ……なるほど」 1今はそうでもなくなった? 2どうして仲良くなったの? 3自由安価 下2レス 貴方「どうして仲良くなったの?なにかきっかけでも?」 杏子「きっかけってゆーか…… まどかやさやかたちが契約してからだな。 そっから変わったのかもしれねーな?」 マミ「やっぱり、一人は寂しいからよ」 巴さんが材料の入った鍋を持ってテーブルのほうに来た。 あとは火をつけるだけらしい。 マミ「多分少し素直になっただけ。 今思えば、正義の味方ってことばかりに囚われてたのは生きづらかったと思う」 マミ「自分も他の魔法少女も、ただの人だって思っていいんだって気づいたのが一番のきっかけじゃないかしら」 杏子「……まあ、理想に囚われてたのはマミだけじゃないしな。 あたしもマミとは違う魔法少女としての『理想』があったし」 杏子「今も完全に否定はしてないけど」 貴方「…………」 ……俺が契約する前?それとも後? 鹿目さんや美樹が契約してから何があったのかはしらない。 けど強く感じるのは、今二人は『とても満足してそうだ』ってことだった。 マミ「さあ、煮立ってきたわよ!もう少し白菜がしなっとしたら食べごろね」 マミ「鍋パーティっていうのもいいわね。 今日は少し二人のことが理解できたかもしれない。 すると挨拶が返ってきた。 さやか「おはよー」 まどか「おはよう、【貴方】くん」 ほむら「……おはよう」 昨日はちょっと話題に上がったけど、扉を開けたら一つの教室に三人も魔法少女がいるってすごいな。 俺も合わせたら4人も終結してるのか。 貴方「佐倉さんも学校に来られればもっと楽しいのになあ……」 ふとそんなことを考える。 佐倉さんはそもそも『あんなこと』があったせいで身元の証明もできないらしいけど、学校に通ってたとしたらどこの生徒なんだろうか。 やっぱり風見野のほうかな。 こっちは遠すぎるだろうし。 けど、一緒のクラスにいたら楽しいだろうな。 なんにしても、佐倉さんは学校の話になると自分とは無関係のことのように反応するから。 さやか「杏子?杏子のことがどうかしたの?」 貴方「あー、いや。 ちょっと考え事してただけ」 と、空想を終わりにして目の前の風景へと目を移した。 そんな鹿目さんを暁美さんが見ていることに気づいた。 暫く眺めてみるけど、暁美さんは何を言うでもなくじっと鹿目さんを見つめている。 貴方「暁美さん、何見てるの?」 ほむら「えっ……なんでもないわ」 貴方「嘘でしょ。 本当はアレ見てたんじゃない?」 鹿目さんはまだ歌ってる……曲調を聞くに演歌っぽい? ほむら「……ええ。 まあ」 貴方「気になるのはわかるよ。 声かけたらやめちゃうだろうしな。 けど、暁美さんってよく鹿目さんのこと気にかけてるなって」 ほむら「友達だから。 ……そう言ってくれてるから。 『友達』なら、気にかけるのは当たり前のことでしょう?」 貴方「んー、まあそれもそうかな……」 女同士の友情ってよくわかんないし。 ……でもなーんか、ちょっとだけ言い方に違和感を覚えた。 貴方「とにかく、鹿目さんのことが好きなんだってのはわかるけどさ」 ほむら「好き……?」 貴方「あ、別に変な意味じゃないよ!?」 ほむら「変な意味って何?」 貴方「いや……なんでもないよ。 大した話じゃないからさ」 暁美さんと俺も『友達』。 なのに、暁美さんってなんか時々不思議な感じだ。 貴方「志筑さん、一緒にやる?」 ……そういえば、前までだったらこの人もよく美樹や鹿目さんと一緒にいたはずだったんだよな。 色々あって一時期避けていたように見えたけど、美樹も吹っ切れたようだし、これからは元に戻っていくかもしれないな。 仁美「ええ、喜んで。 ちょうど一人でしたから」 誘ってみると快諾してくれた。 しかし、そう言って志筑さんが一瞬目を向けたのは上条のほうだ。 ……上条の相手は中沢か。 アイツもクラスで人気の高い奴だ。 たかが授業の一部とはいえ、友情もいいけどこっちを優先してやれよな。 彼女寂しがってるぞ。 と、心の中で零しながら授業をこなしていく。 貴方「志筑さん、さすが発音いいね……。 もしかして英語ペラペラだったりする?」 仁美「難しいのは無理ですが、簡単なものなら。 英会話は小さい頃からずっと習ってますので」 貴方「習い事かー……」 駄目だ、自分のが恥ずかしく思えてくる。 授業はできるほうだと思ってたが志筑さんとは比べられない。 貴方「お節介かもしれないけど、本当は上条と組みたかったんでしょ」 仁美「!」 貴方「ごまかす必要はないよ。 美樹の周りは大体知ってるし。 んーと、だから……」 貴方「英語ってアイツの夢に必要なものでもあるじゃん?次からは志筑さんが得意なことを教えるってことで誘うのはどうかな!」 仁美「……そうすれば、私のことを優先する、と?」 貴方「適当に考えただけだけど!あ、席戻るって。 今日は一緒にやってくれてありがと!」 仁美「あ、こちらこそ、ありがとうございますわ……」 ペアが終わって自分の席に戻っていく。 ……やべえ、マジでいらんお節介言っちゃったかな。 そういう経験すらないのに。 *待ちに待った放課後です。 また、知らない個人宅等も無理です。 知り合いを誘うことはできます。 前に佐倉さんの話で聞いたことのある、今は使われていない古い教会だ。 実際に足を運んだことはなかった。 杏子「よー、何しにきたんだよ?」 誰も居なければすぐ立ち去ろうかと思ってた。 人がいないのをいいことに踏み荒らすわけにもいかないし。 てか、変なことしたらシメられる。 貴方「パトロールのついでに寄っただけ。 佐倉さんももしかしたらいるかもしれないと思って」 杏子「あたしを誘いに来たのか?」 貴方「佐倉さんは? ここによく来るの?」 杏子「……あたしが自分の家に帰るのに理由がいるのか?」 言われてみればその通りか。 何にもなくなって住めなくなったって、ここは佐倉さんの家だ。 思い出は残ってる。 そう簡単に未練なんかなくならないよな。 貴方「佐倉さんってさ、本当に強いよね。 『あんなこと』があったのに」 数ヶ月前にはこの教会に人がいて、ひっそりとだけどちゃんと運営してたらしい。 神父は佐倉さんのお父さん。 杏子「やめろ。 同情とかマジでされたくない」 佐倉さんは突き放すように言った。 たしかに、俺には気持ちはわからない。 家に帰れば家族がいて、とくに悲劇なんて味わった覚えもない。 いい意味で、俺はどこまでも普通だ。 いや、そうでなくとも佐倉さんが負った傷の大きさなんて本当の意味じゃ誰にもわからない事だろう。 1いい場所だね 2昔の事、詳しく聞いちゃ駄目かな? 3パトロール一緒に行かない? 4自由安価 下2レス 貴方「……じゃあせっかくだし、今日もパトロール一緒に行かない?」 杏子「パトロールか。 いいけど?」 貴方「えっ、ホント?よかった」 杏子「誘っといて何だよ」 貴方「いや、なんか邪魔されたくなかったりするかなって思って」 杏子「……別に何かしてたわけでもねーし。 ここに来てももう何もできないからな」 何もできなくても、佐倉さんにとっては意味はあるとは思う……けど。 とりあえず、佐倉さんがついてきてくれるなら心強い。 けど二人だとなんとも会話がなくて、どうしようかと悩む。 杏子「アンタさ、周り女子ばっかでやりづらくねーの? むしろ役得とか思ってる?」 貴方「クラスでもよく知ってる人が多いからそんなに疎外感はないよ。 前はちょっとボヤいてたけど。 ほら、実力差とかも男女であるわけじゃないし」 元々の腕力の差もまったく影響がないというわけではないのか、俺は大抵の魔法少女よりは身体能力は高いほうだ。 けど、佐倉さんがその『大抵』の中に含まれない人だから、ここじゃ差があるなんて言えない。 それ以前に実力は純粋な身体能力だけで決まるわけじゃない。 経験や技術の方が大事なのは他の人を見てさんざん実感してきたし。 杏子「まあそこんとこ理解して、ウワついた気持ちじゃないならいいんだけど。 チャラついた考えしてたらシメてたとこだ」 ……昨日も言われてたけど、本当に佐倉さんってこういうところ真面目なんだな。 貴方「でも、もしみんなが危なそうな目に遭ったりしたら見過ごせないし、助けたいとは思うよ」 貴方「それは仲間や友達としてもそうだし、実力とかも関係なく、男としてもそうだ」 杏子「あぁーそう?それは立派なことだけどさぁー…………面倒臭いな、野郎って」 貴方「まあ、そういうもんなんだよ」 佐倉さんは理解できなさそうにしてたけど、否定はしなかった。 それから魔女結界を見つけて乗り込んでいく。 昨日と比べたら巴さんが減って、自分が気にかける範囲が広がった。 しかしやることは変わらない。 杏子「このくらいさっさと伸して魔女んとこ行くぞ」 杏子「チッ……このくらい一人だったら避けて進むんだがな。 全部は倒そうとしなくていい」 貴方「でも巴さんが結界に迷いこむ人がいるかもしれないから出来るだけ倒しておいたほうがいいって」 杏子「無駄なことはするなって言ってんだよ。 使い魔に足をとられて結界を消すのが遅れたら元も子もないだろ。 融通効かせろよな!」 貴方「ああ、なるほど……安全のことも考えてるんだね」 杏子「はぁ? ……さあね」 佐倉さんは相変わらず動きが速くて、ついていくのが精いっぱいだ。 ……佐倉さんはあまり人を頼ろうとしてないのはわかる。 俺のことも、他の人のことも。 後輩なんて頼ってられないってことなのかな。 巴さんに対してはまた違う意味で反発を感じるけど。 貴方「……この奥が魔女かな?」 杏子「ああ、魔力の感じからしてそうだろうな。 大物の気配がする」 貴方「大物!……強い?」 杏子「いや、これまでの雑魚と比べたらってことだよ。 まあ、油断はしないがな」 簡単な戸を破り、魔女のねぐらを襲撃する。 二人で囲み、佐倉さんが隙を突いた大きい攻撃を仕掛け、そこから一気に畳みかけていった。 巴さんが先導して佐倉さんがそれに合わせていた昨日とは少し違った戦いを終える。 貴方「今回も無事終わってよかった」 杏子「当たり前だろ。 無事じゃなきゃ困るんだよ」 佐倉さん、やっぱり態度は厳しいけど……。 貴方「魔女との戦いで苦戦することってある?怪我したりとか。 美樹がいない時は巴さんが治療してたのかな?」 杏子「前はあったが、自力でやったって魔力があればなんとかなる」 杏子「もちろん今じゃ傷つくこともそうそうねーよ。 でも、あたしは治療は得意じゃないからな」 杏子「ソッコーで敵を倒した後さやかかマミんとこに運ぶくらいはしてやるけど、お前がヘタ打って大怪我したって治さないぞ?」 貴方「軽い怪我は?」 杏子「大怪我じゃないなら自分で治せるだろ。 それかガマンしとけ。 男だろ」 貴方「厳しいね……」 杏子「だから無事でいろっての。 怪我ならまだしも死んだら誰にも治せないんだからな」 それはごもっともだ。 杏子「……逆に、もしあたしがヘマしても下手になんとかしようとするなよ。 二人でくたばるこたぁないんだ」 貴方「それって、まさか見捨てろって言ってる?」 杏子「生き残るための行動を考えろってこと。 ま、あたしがやられるくらいの相手ならすぐ逃げたほうがいいかもな」 貴方「それは……できないよ。 さっきも言ったけど、誰かが危ない目に遭ってたら助けたいんだよ」 杏子「はぁ!?聞き分けがねーな!そのために自分が死んでもいいってのか?」 貴方「そんなことは言ってないけど!」 そんなことを言ったつもりじゃなかったけど、結局はその二択になるのか? それでもやっぱり、どんな状況になっても見過ごすなんて選択はとりたくなかった。 杏子「もう……やりづれぇなあ。 もしもの話だろ?」 貴方「ゴメンって。 でも他の仲間もそう言うんじゃないかな、みんな」 杏子「……いや、『もしも』だからか……? わかったよ、あたしはヘマなんかしない」 貴方「そうだね。 無事に勝たないとね」 それ以来また暫く会話がないままパトロールを続ける。 昨日巴さんも一緒だった時はもっと会話があったんだけどな。 ……ふと、最初に話していたことを思い出して考えた。 貴方「……佐倉さんは、今まで女子だけだったところに俺が入ってきてやりづらい?」 貴方「やっぱ、空気は少し変わるでしょ?男はいないと思ってたみたいだし」 杏子「まあな。 長いこと話すらしてなかったな、そーいえば」 貴方「他の人とだともっと賑やかなのかなって思って……」 杏子「別に話すことなくねー?無理に話さなくてもいいじゃん、魔女倒せれば。 そのためのパトロールじゃん?」 杏子「なんか話したいことでもあんの?プライベートで聞きたいこととか?」 佐倉さんのプライベート、確かにあんまり知らないな。 1おいしい店とか…? 2好きなものはある? 3スリーサイズ教えて 4自由安価 下2レス 貴方「じゃあ、よく行く所があったら教えて欲しいかな」 杏子「よく行く所? 飯の話?」 貴方「飯屋でも、遊びにいくとこでも」 杏子「……繁華街にはよくいるよ。 飯も大体そこだ」 貴方「そうなんだ。 あ、佐倉さんも何か聞きたいことあったら聞いていいよ。 こっちだけ質問しちゃって悪いし」 杏子「んー?そうだな…………」 ……佐倉さんが考え込んだまま時間が流れる。 杏子「……考えたけど別にねーわ」 貴方「ええ!? 興味なしってこと?」 杏子「仕方ないよね?急に言われても思い浮かばなかったんだから」 貴方「まあ無理にとは言わないけど……!」 杏子「てか、本当はアンタもあたしにそこまで興味なんてないんじゃない?話題がないから振り絞っただけでさ」 貴方「いや、そんなことはないって……。 仲間なんだし。 佐倉さんのことももっと知りたいと思うよ」 杏子「……マジで言ってる?」 杏子「あっそ。 そう言われたって思い浮かばないモンは思い浮かばないからな!魔女探すぞ」 貴方「わ、わかったよ……」 今日一日一緒に行動して、少しは距離が近づけたかな……?道のりは遠そうだ。 また家に行ってもいいか聞いてみると、『それなら人数が多いほうがいいわね』とみんなでお茶会をすることになった。 連絡手段のない佐倉さんも、見かけたら誘っておくと言っていた。 ……お茶会。 話には聞いていたが、参加するのははじめてだ。 貴方「おじゃましまーす……ケーキの匂いがする」 さやか「おう!早くこっち来てみなよ、今日のケーキもうまそうだから!」 なぜだか出たのは巴さんではなく美樹だ。 というのも、巴さんは色々と準備をしていたからだったらしい。 奥に進むと姿が見えた。 マミ「いらっしゃい。 もしかしてその袋、何か持ってきてくれた?気を遣わせちゃったかしら?」 貴方「一応手土産は必要かなと思って。 でも、これだけあったらいらなかったですかね」 マミ「いえ、気持ちは嬉しいわよ」 杏子「余ったら食うけど?」 さやか「杏子もちょっとは見習いなさいよ。 ていうか、あたしも何か持ってくればよかったかな?」 マミ「気にしなくていいんだけどね」 杏子「待ちくたびれたし早く始めようよ」 マミ「みんなが揃ったらね」 この時点では鹿目さんと暁美さん以外は集まっていた。 佐倉さんも誘えたみたいだ。 それから少しすると二人もやってくる。 ケーキは聞いた通りの出来栄えだ。 手作りって聞かされなかったら買ってきたと思ってしまう。 マミ「お待たせ。 紅茶を淹れてきたわ。 それじゃ、ケーキを分けましょうか」 まどか「わあ、ありがとうございます!今日も美味しそうです!」 ほむら「今日は【貴方】くんもいるのね?」 さやか「珍しいよね。 マミさんが誘ったんですか?」 マミ「まあ、そうね。 でも提案したのは【貴方】くんよ」 貴方「こんなすごいお茶会開いてもらえるとは思ってなかったですけど」 杏子「……ふーん」 さやか「アンタは誰がいてもいなくても関係なさそうねぇ……」 ほむら「むしろ取り分が少なくなると思ってそうかも……」 この前の鍋みたいに、またなんか集まって遊んだりできればいいなってくらいの気持ちだった。 生返事しながら食べてる佐倉さんは、やっぱり俺には興味なさそうだけど……。 マミ「人数が増えた分は量を多くしてるわよ。 ケーキだけじゃなくて他にも足したりね」 マミ「それに【貴方】くんも持ってきてくれたから、普段より多いくらいよ」 まどか「そのプリン、【貴方】くんが持ってきてくれたんだね」 貴方「高価なものではないけどね」 ほむら「こんなに食べられるかしら……。 1みんなの仲について 2巴さん、大変じゃないんですか? 3自由安価 下2レス 貴方「みんな仲いいよな」 さやか「どこを見て言ったの?」 貴方「美樹と佐倉さんとかも、互いに遠慮ない感じするし」 杏子「こいつが生意気なだけだろ?困ってるんだよ!」 さやか「なにそれ、どこが生意気よ!」 貴方「あとは、学年の違う巴さんとかさ。 同じクラスのメンツは仲いいのはわかるんだけど」 暁美さんは横に居る鹿目さんと話していたが、俺が見ていることに気づくとこっちにじっと視線を移す。 ……鹿目さんと美樹が幼馴染なのは知ってるけど、暁美さんは転入生だ。 それに、誰とでも仲良くするタイプではない。 ここまで二人が急激に仲良くなった理由がわからないんだよな。 さやか「何ー?【貴方】、ヤキモチ焼いてるの?みんなが仲いいから?」 まどか「【貴方】くんも大事な友達だし、仲間だよ!」 杏子「まあ、イイモノ持ってきてくれたから気が利く奴だとは見直したよ」 さやか「なんで上から目線なんだこの子は」 貴方「ははは……まあ、喜んでもらえたならなによりだよ」 マミ「今日のケーキと紅茶はどうかしら?紅茶のおかわりが欲しくなったら言ってね」 貴方「美味しいです!すごいっすね」 みんなとお茶会を楽しんだ。 話して食ってただけだったけど、なんか優雅な雰囲気は味わえた。 今日のメインであるケーキは言うことなしの出来だったし、クッキーもさくさくとして美味しかった。 けど、ちょっと甘いもの食べすぎたかな。 杏子「……さてと、ラーメンでも食いに行くか」 マミ「まだ食べるの?」 まどか「太……らないんだよね、杏子ちゃん。 むしろ細いくらい。 うらやましいかも」 ほむら「まどか、我慢しているの?私はもうお腹いっぱい。 プリンはお土産にいただいていくわね」 まどか「べ、べつに我慢ってほどじゃないよ?ご飯はもうちょっと経ってからがいいかなあ」 さやか「あたしもこれ以上はいいや」 何気なさそうなつぶやきにそれぞれ言葉を返すが、みんな同じような反応だ。 そんな中、俺はこってりしたラーメンを思い浮かべる。 口直しにはちょうどいいだろうな。 貴方「それ、いいかもな」 さやか「おー、マジか!行ってくれば?杏子ってやっぱ食う量違うわ」 まどか「あははは……」 杏子「……行くならついてきてもいいけど?店までは決めてない」 貴方「そ、そうだね。 行ってから決めよう」 佐倉さんと巴さん宅を出た。 優雅なお茶会は終わりにして、頭の中はラーメン一色だ。 貴方「どんなのが食べたいっていうのは決めてる?」 杏子「まあね。 合わせる気はないよ。 で、アンタはどうなのさ?」 貴方「あっさりよりこってりがいいかな。 豚骨系とか。 そんで、背脂浮いてるやつ!」 杏子「お、話がわかるじゃん!そうだよな。 甘いものの後はガツンと脂の浮いたラーメンだよな!」 食べ物の話で珍しいまでに意気投合。 ……まあ、興味があるのは食べ物のことなんだろうけど。 杏子「……みんな小食すぎるんだよな。 お菓子だけでお腹いっぱいってさ」 貴方「特に暁美さんは小食な感じするかな。 俺はよく食べる人っていいと思うよ。 今日は志筑さんも一緒に話してるんだ。 珍しく思ったけど、 暁美さんが来る前までは三人といえばこの三人だったはずだった。 三人は魔法少女で、志筑さんはそうでないからというのも理由かもしれない。 やっと元の形に戻りはじめたってところか。 とはいっても、お互い他に優先することは増えたわけだけれど……。 しばらく四人の様子を眺めて、朝の時間が過ぎていった。 貴方「行くよ。 久しぶりなんだ?」 まどか「うん、仁美ちゃんは習い事もたくさんやってるから」 さやか「そうだよ?仁美と遊べるのなんて貴重なんだからね?」 仁美「あの、実は習い事は少なくしてもらったんです。 これからは高校受験もありますし」 仁美「なにより……私も好きでやっていたわけじゃありませんから」 まどか「え、そうなの?」 さやか「気ぃ早すぎない?」 貴方「志筑さんのことだし、俺らとは比べられないような名門校なんだろ?」 仁美「そう言う【貴方】くんも、貴方の学力ならその気があればかなり上を狙えると思いますけど」 貴方「その気があれば、か……。 そんなに上を目指す気もないけどな。 面倒そうだし」 仁美「ええと、話を戻しますね。 なので、時間は今までより少し空いているのですが……」 そう言う志筑さんが一瞬どこかへ視線を向ける。 友達と一緒に帰るところみたい。 それに美樹も気づいたみたいで。 さやか「あ、そっちはそっちで優先してくれていいからね?」 仁美「ええ。 ありがとうございます」 ほむら「……最近は私たちのほうが予定があったわね」 まどか「あ、たしかに」 仁美「そちらも落ち着いたのでしょうか?」 まどか「えっと……前よりは落ち着いたかな」 仁美「それなら、よろしくお願いしますね」 仁美「勉強もしないといけないのでいつでもというわけにはいきませんが、私もこれからはいくらか自由になりましたから」 志筑さんはふわりと笑って挨拶をした。 今日は俺も誘ってもらえたけど、この5人で出かけるのってはじめてだな。 普段どんなところで遊んでるんだろう。 貴方「それで、今日はどこに行くんだ?」 さやか「ショッピング行こうって話してて。 それでいい?」 貴方「ああ、構わないけど……何か見たいものはあるの?」 さやか「いーや、行き当たりばったり。 デパートに入ると、まずは服や雑貨の店が並ぶフロアだ。 ……普段なら素通りするところだ。 あんまり興味は惹かれないかな。 綺麗な小物類を置いてる店の前で足を止めて、二人がそっちに目を向けていると、志筑さんがこっそりと話しかけてきた。 仁美「あの、少しよろしいですか? 【貴方】くんが知っているかはわからないのですけど……」 貴方「え?いいけど、どうかしたの?」 仁美「はい。 【貴方】くんは美樹さんや暁美さんとは仲がいいようですし、最近三人とよく一緒にいるのを見かけますので……」 仁美「学校を出る前にも話していた、三人の『予定』って何かご存じだったりしませんか?」 貴方「あー……予定か」 恐らく魔法少女のことだろうな。 知ってるけど、正直には話せないことだ。 なんて言ったらいいか迷うな。 1知らない 2話せない 3ボランティア、とぼかす 4自由安価 下2レス 貴方「んー、それはちょっと俺には話せないっていうかー……」 仁美「まあ……!」 俺が曖昧に言うと、志筑さんは口に手を当てて大げさに驚いたポーズをとる。 ……フィクションでしか見ないようなお上品な驚き方だから、本気でやっているのか疑問に思うが、まあ本気なんだろう。 たとえ禁断でもそれもひとつの愛の形……!」ブツブツ 貴方「お、おーい?」 やべえ、変なスイッチでも入った? 仁美「……でも、その様子だと【貴方】くんはご存知なようですわね。 なんだか少し寂しいです」 貴方「あ……それは」 仁美「いつからなのでしょうね。 私も転校生の暁美さんとは変わらないかもしれませんが、二人とはずっと近くにいたんです」 仁美「きっと、本当に悩んでいることとかも【貴方】くんには話せるのでしょう?」 貴方「そ、そうかな……?」 魔法関連のことならたしかにそうだけど、俺だけじゃなくて先輩で頼りになる巴さんとかもいるし。 それを抜きにしても頼ってもらえてるかな。 俺がみんなの支えになれるだろうか。 仁美「それともまさか、四角関係……?奪い合いなんですの!?」 貴方「それは頭から抜こうか!?仲はいいと思うけど、友情っていうか仲間としての思いだろうし!」 貴方「他は冗談で済むかもしんないけど、俺なんかにそういう風に捉えちゃさすがに悪いよ」 アレ、本当に本気……なんだよな? 志筑さんとの会話に意識を向けていると、いつのまにか三人は買い物を済ませていたみたいだ。 さやか「……何話しこんでんの?そろそろいくよ?」 貴方「なんか買ったの?」 まどか「うん!学校にも付けていけるようなちょっとしたものだよ」 貴方「へー」 1鹿目さんに似合いそうなストラップだ 2暁美さんに似合いそうな髪飾りだ 3美樹に似合いそうなアクセサリーだ 4志筑さんに似合いそうなものを発見した 下2レス 貴方「暁美さんに似合いそうな髪飾りだ」 今着けているカチューシャと雰囲気の似た黒いカチューシャだ。 決して派手ではないが、シンプルながらキラキラとした装飾が入っていて上品にまとまっている。 ほむら「え、ええ。 そうかしら。 ……まどかが勧めてくれて」 貴方「鹿目さんのセンスか。 いいね」 まどか「でしょ?似合うと思ったんだ。 こうやって似合うもの見つけ合うのって楽しいんだよ!」 貴方「たしかにまあ、暁美さんなら選びがいがありそうだよな」 まあそれは完全に本心というか、自然に口から出たような言葉だ。 男子の中でも女子の中でも暁美さんは憧れの的だし、人気は高い。 美人で勉強もできる高嶺の花というのはみんなの共通認識だった。 ほむら「……そう?」 しかしそう言うと、暁美さんは表情を変えずに聞き返してくる。 褒め言葉なら言われ慣れてるはずなのに。 道歩いてるだけでも散々聞こえてきそうなものだし、適当に聞き流してそうだ。 結局歩きつかれたみんなが辿りついたのはカラオケで、 個室のソファで落ち着くと、端末を操作する美樹を眺める。 さやか「よし、あたしは決めた!次まどかね」 貴方「鹿目さんはどんなの歌うの?」 まどか「えっと、わたしはえん……じゃなくて、普通にその時の流行りだよ!」 ……なんか今言いかけたような。 美樹の選んだ曲のイントロが流れ出す。 貴方「あー、そう?二人も気になるなぁ。 なんとなく、英語の歌とか歌ってもサマになりそう」 仁美「洋楽ですか?知らないこともないですが……」 ほむら「私は……どうかしら。 回ってきた時に決めるわ」 さやか「はい、聞いて聞いて!そう言うアンタはどうすんの?」 鹿目さんが入力し終わって端末が回ってくる。 どうしようかな? 主人公の【歌唱力】 1前回と変えない 5 2コンマ再判定 3自分はいいや 下2レス 9 誰もが聞き惚れる…! ---------------------------------- 美樹の元気な歌声を聴きながら、端末を操作する。 カラオケは嫌いじゃない。 貴方(これでいいか) ……全員に一通り回し終わる頃には一曲目が終わって、鹿目さんの二曲目が流れ始めた。 まさに鹿目さんのイメージ通りな可愛らしい歌だ。 さやか「よっ、かわいいぞまどかー!」 他の人が歌ってる時には盛り上げ役な美樹。 横で小さく口ずさんでるけど、音楽好きだからか歌もそこそこうまいよな。 それからまた順番が回って、自分の番でマイクを取る。 ……すると、歌いだし早々から空気が変わる。 さやか「……えっ、うまくね?」 仁美「本当ですわ。 プロの方みたい」 ほむら「意外な特技なのね……」 なにかと盛り上げ役だった美樹もこの曲の間は静まっていた。 一斉にやたらとべた褒めされて、照れたけど気分はいい。 さやか「わー、すっげー!【貴方】にそんな特技あるなんて知らなかったよ!」 歌い終わりと同時に美樹が言う。 貴方「はは……大げさじゃねーか?」 まどか「大げさでもないよ、【貴方】くん。 素直に上手だなぁって感心しちゃった」 さやか「そうだそうだ。 どうせなら歌手デビューとか狙っちゃえば?」 貴方「いや、そこまでは無理だって」 仁美「最近ネットで動画を上げて有名になる人も見ますよ? 歌い手……とか言ったでしょうか」 とはいえ、そんなに目立ちたくもないんだよなぁ。 趣味に留めていたい。 一通りは回って、選曲はそろそろ二巡目に入る。 1ところでえんって? 2選曲に悩む暁美さんに声をかける 3志筑さんって歌も習ってたりするの? 4自由安価 下2レス ん…!? ----------------------------- 貴方「志筑さんこそ、歌も習ってたりするんじゃない?」 仁美「習ってるには習ってたのですけど……合唱ですから。 全然違いますわよ」 貴方「ああ、どおりで声の幅が広いなーと。 それに腹から声が出てるよな」 背筋をぴんと伸ばして歌う姿は美しく見えるし、普段喋る時のおっとりした声とは変わった印象。 芯のある透き通った歌声だ。 貴方「俺の事をほめてくれたけど、志筑さんだって十分上手なほうだよ」 仁美「それほどでもありませんよ。 でも、嬉しいですわ」 貴方「もっと色々聞いてみたいな」 向こうでは、端末を持ったまま悩む暁美さんと鹿目さんが話していた。 まどか「ほむらちゃん、悩んでるの?」 ほむら「あまり流行りの歌って知らないのよね。 さっき思い浮かんだのは……どこかで聞いた覚えがある気がしたから」 まどか「カラオケの定番だからかな?わたしたちもよく歌うし」 仁美「別に流行りの曲にこだわらなくてもいいのでは?」 ほむら「じゃあ……こういうのでもいいかしら?」 暁美さんが悩んだ末選んだのは合唱用の曲だ。 それも、少し前に音楽でやったやつ。 本格的に、流行どころか歌をあまり知らないのかもしれないな。 貴方「お、こういうのは志筑さんの得意分野じゃないか? みんな知ってるしどうせならみんなで歌うか!」 まどか「こういうのもアリなら、わたしも歌ってみようかな……」 さやか「まどかの本領発揮!?」 みんなで合唱した後は、鹿目さんが今までのイメージからかけ離れた昭和歌謡をかっこよく歌ったり、演歌歌ってたり。 意外にもカッコいい曲も歌うんだな、なんて思ってたけど、お母さんがよく歌ってたらしかった。 ……それを聞くと、俺以外のみんなはなぜか妙に納得してた。 さやか「今日は久しぶりによく遊んだなー!」 仁美「やっぱり、みんなで遊ぶと楽しいですわね」 カラオケを出ると、エレベーターを下って帰り路の方向に歩き出していた。 仁美「【貴方】くんが歌がとてもお上手だっていうこともわかりましたし。 また誘いましょうよ」 貴方「俺も楽しかったから誘ってくれるのは大歓迎だよ」 さやか「そういえば、仁美は恭介とはこんな感じで遊んでたりするの?」 仁美「えっ? えーと……そうですわね。 たまに一緒にお買い物をしたりはします」 仁美「大体CDショップや楽器屋がメインですから、カラオケとかは行きませんね」 さやか「あー、なんか想像ついたよ。 あいつ、興味あることは一直線だもんね」 さやか「今日はまどかのカッコいい姿も【貴方】からしたら収穫じゃない?驚いたでしょ」 まどか「そっ、その話はいいよう」 貴方「意外だったけどイイと思うよ。 そういうギャップ」 まどか「えへへ、そうかなぁ……」 エレベーターが1Fについて外に出ると、家の近い人から段々と別れていく。 美樹と鹿目さん、あと志筑さんも家は近いらしい。 駅の近くに住んでいる暁美さんが一番に抜けて、それから自分も途中でみんなと手を振って別れた。 すると挨拶が返ってきた。 さやか「おはよー」 まどか「おはよう、【貴方】くん」 ほむら「……おはよう」 仁美「おはようございます」 昨日から増えた志筑さんも加わって、4人一緒だ。 それ以外はいつもと同じ様にも思えたが、一つ違うところに気づく。 暁美さんの頭についているカチューシャだ。 貴方「暁美さん、昨日の早速つけたんだね」 ほむら「ええ。 せっかく選んでくれたから」 今までのと色は同じだし、雰囲気は似ている感じだ。 昨日のことを知ってるか、注意深く見ていないと気づかないだろうな。 主張しすぎないくらいの華やかさというのが暁美さんに合っていると思った。 1やっぱり似合ってるな 2鹿目さんセンスいいね 3自由安価 下2レス 貴方「さすが鹿目さんだね。 暁美さんに何が似合うかわかってる」 ほむら「ええ、そうね」 昨日はピンとこないような反応だったけど、そう言うとあっさりと肯定する。 ほむら「自分だとよくわからないから、選んでもらったほうが間違いがないかも」 貴方「えっ、そういう意味?」 たしかに暁美さんは、飾らない美人って感じかな。 まどか「昨日【貴方】くんも言ってた通り、やっぱり選びがいあるから!」 さやか「くそう、仲いいなー。 でもまどかはあたしの嫁だぞ?」 貴方「モテモテだね」 仁美「あぁ、いけませんわ。 いけません……」 鹿目さんもみんなから好かれるタイプだ。 その理由もよくわかる。 志筑さんの反応はよくわからないけど。 *待ちに待った放課後です。 また、知らない個人宅等も無理です。 知り合いを誘うことはできます。 巴さんは同じ学校にいるけど、学年が違うから学内で関わることはほとんどない。 特にここは不審な事故の情報があったから怪しいと踏んでるわ」 貴方「ちゃんとニュースとか調べてるんですね」 マミ「ええ、まあ……日課かしら」 本当、巴さんって『魔法少女』だよな。 責任感もあるし。 もちろん美樹にも鹿目さんにも自覚や責任はあるんだけど、巴さんはそれ以上に『魔法少女』であることが日常になってる気がする。 俺も魔法が使えるけど、まだここまでにはなれないだろうな。 マミ「怪しい場所の近くに来たら気を付けるのよ。 気を抜いていたら、魔法少女でも不意を突かれて取り込まれることもあるんだからね」 貴方「えっ、そうなんですか?」 マミ「そういうのが得意な魔女なら。 今は私がついているから、ある程度気配は察知出来るけどね」 マミ「あとは悩んだりしない事よ。 戦いにも影響が出るし、悩み事があったらすぐにみんなで共有しないとね」 マミ「それで美樹さんは一回危ないことになったから……」 貴方「あぁ、上条のことか……」 今は折り合いつけられたみたいだけど。 マミ「あれから美樹さんはどう?みんなの様子ならあなたのが詳しいんじゃない?」 貴方「美樹は今のところ問題ないように見えます。 拗れそうになった友達ともまた仲良くしてますし」 マミ「そう。 よかった。 クラスのことは私は詳しく知らないから」 マミ「……ところで、みんなもっとこっちに来てくれてもいいのよ?」 貴方「もしかして、寂しかったりします?」 マミ「べ、別にそこまでは言ってないわよ」 ちょっと拗ねた様子な巴さん。 まあたしかに、普段はクラスのこと優先しがちだからなぁ。 1たまに顔出しにいきますよ 2巴さんもみんなと一緒に登校してみるのは? 3同じ学年で魔法少女候補探してみます? 4自由安価 下2レス 貴方「キュゥべえに頼んで、同じ学年で魔法少女か魔法少年の候補探してみます?」 マミ「それは…… 無理に増やそうとするのも良くないわよ。 寂しいからって理由でこちら側に引き込むわけにはいかないわ」 貴方「そうっすか……割といい案だと思ったんだけどな」 マミ「今は一つの街を守るには十分な人がいるから。 魔法少女じゃなくても、友達なんてものは自分で増やせばいいんだわ」 巴さんは少し無理をしているような笑顔を作った。 ……三年生の交友関係は俺はさっぱり知らないけど、今一番仲良くしてるのは俺たちなんだろうな。 でもみんな違う学年だし、佐倉さんはそもそも学校に通ってない。 マミ「ずっと一人だったから、仲間が増えたのは嬉しかったのよ。 それなのにまた不満を持つなんてわがままよね」 貴方「それは…………」 魔法が使えるという『共通点』があれば否が応でも関わることになるし、巴さんは指導者という立場もあるから頼られやすいだろう。 むしろ巴さんは他の人と仲良くなるのに遠慮があるのかな。 普通の人とは違うから? マミ「……結界を見つけたわ。 ここよ」 弱い一面を垣間見たのは束の間、魔女を見つけると巴さんは凛々しい戦士の顔になっていた。 入り口を開き、二人で結界に突入する。 マミ「お疲れ様。 武器の扱い、上達してきたわね」 貴方「ありがとうございます!」 俺はほとんど巴さんの指示に沿って動いてただけだった。 この前佐倉さんが言ってたように、もっと経験を積めばもっと少ない指示で巴さんの考えを読めるようになるのかな。 マミ「【貴方】くんの武器は発想次第でいくらでも活かすことができるからね。 伸び代はかなりあるわよ」 貴方「じゃあ訓練頑張らないとっすね」 マミ「ええ。 その意気よ」 魔法少女のことになると本当に頼もしい。 しかし、少しだけさっきの寂しげな表情も浮かんだ。 これから 1ご飯に誘う 2ヒミツの特訓 3自由安価 下2レス 貴方「あの、よかったらこの後ごはんにでも行きませんか?」 マミ「ご飯? 私は帰っても自分で作らないとだからいいけど……」 そういえばこの前も家族が待ってるかどうかを気にしてたな。 他の人と違って家族がいないというのもどこか気負ってる部分があるのかもしれない。 貴方「じゃ、行きましょ。 一日くらい家事サボったっていいでしょ」 マミ「……そうね。 今日は楽しようかしら」 魔女のいた怪しい場所から離れて、人通りのあるほうへ向かっていく。 一人暮らしなら美味しい店とかよく知ってるのかと思ったけど、あまり知らないらしい。 良さそうな店で腰を落ち着けて話し始める。 貴方「巴さんってあんまり外食しないんですか?」 マミ「普段は自分で作るかな。 家族がいた時も外に食べに行くより家のご飯のほうが好きだったし」 貴方「お母さんも料理上手だったんすね。 ……それともお父さん?」 マミ「お父さんもたまに料理はしたわね。 今思うと上手だったと思うわ。 ずっとそれが普通だと思ってたけど」 育った環境を普通だと思うのは当たり前か。 巴さんにも料理が下手くそだった時があるのかと思うとなんか不思議な気分だ。 マミ「今でもね、たまーに思うのよね。 またお母さんのご飯が食べたいなって。 今じゃ他人の手料理を食べることもほとんどないから」 貴方「……」 マミ「ごめんなさい、しんみりさせちゃったかしら?」 貴方「いや、そう思うのは当然っす。 うまくいえないけど、そういうのは吐き出したらいいと思います」 マミ「……ありがとう。 あら、これなんか美味しそうね。 外食もいい刺激になるわ。 参考にできそう」 貴方「あー、再現とかできるんですね」 マミ「レパートリーが増えそうだわ。 外食はあまりしないけど、ケーキや紅茶はよくお店にも食べに行くし参考にすることもあるわね」 貴方「なら、今度そっちのほうでオススメな店とか教えてもらおうかな」 マミ「ええ。 もちろんいいわよ。 スイーツも紅茶も奥深い世界なんだから!」 ……新しい約束ができた。 やっぱり、巴さんも好きなことを語る時は楽しそうだ。 おいしいご飯を食べて、今日は帰路についた。 そういう俗な話もするんだな。 貴方「志筑さんも漫画とか読むんだね」 仁美「イメージにありませんか?読んでみると面白いものってたくさんあって」 さやか「仁美も案外ハマると一直線なタイプだよねぇ」 貴方「へぇ。 イメージにはなかったけど、いいこと知ったよ。 ちょっと親近感湧いた」 仁美「まあ、こっそり……なのですけどね」 まどか「やっぱ家の人には知られちゃまずいの?」 仁美「なんて言われるかわかりませんから。 知られたくはないです。 でも、そのドキドキもまた楽かったり。 ……不良ですね、私」 さやか「漫画読んだくらいで不良ならあたしは大悪党だぞー?」 貴方「ははは、そりゃそうだ」 1さらに志筑さんと漫画について話す 2鹿目さんにも話を振ってみる 3暁美さんも漫画って読むの? 4自由安価 下2レス 意外なことが知れたな。 ……もしかして、志筑さんが時々変なこと言ってるのも漫画の影響だったりする? 貴方「暁美さんも漫画って読むの?」 どうせだから他の人にも聞いてみる。 暁美さんも同じくイメージにないんだよな。 お嬢様ってわけではないだろうけどなんだか浮世離れした雰囲気はある。 趣味だとか、人間臭いところが見えないような……。 ほむら「いいえ、今はあまり」 貴方「『今』は?」 ほむら「入院していた頃は時間が余っていただろうから、読むこともあったかもね」 貴方(……?) さやか「ほむらもあんまりイメージにないよねぇ」 ほむら「そうかしら……。 まあ当たってるわね」 仁美「暁美さんも読んでみたらいいですわ。 *待ちに待った放課後です。 また、知らない個人宅等も無理です。 知り合いを誘うことはできます。 貴方「そういえば、暁美さんはなにか好きなものってある?」 ほむら「好きなもの?」 貴方「趣味とか」 朝の漫画の話の時には聞けなかったから改めて聞いてみる。 ここで意外なことでも聞けたら面白いんだけど。 ……暁美さんの返答はある意味予想どおりだった。 ほむら「……特に思い浮かばないわね。 それじゃおかしいと思う?」 貴方「いや、おかしいってことはないよ!今時無趣味な人だって多いだろ。 考えてみたら、そんなこと言ってる俺だってそうだった」 ほむら「そう、よかった」 別におかしいとは言ってない。 おかしいことはないけど、これで会話が終わったら何もわからないままだ。 暁美さんのことはもっと知りたいと思ってた。 1少し話題を変えて、好きな食べ物について聞いてみる 2暁美さんの好きなものといえば、鹿目さん…? 3一緒に趣味でも探してみる? 4自由安価 下2レス とはいえ、何か聞くにしてもとっかかりは必要か。 今、暁美さんについて一つだけわかることといえば……。 貴方「好きなもの……っていうか、鹿目さんのことはよく気にかけてるよな。 鹿目さんとはどうして仲良くなったの?」 ほむら「どうして…………」 鹿目さんのことについて聞いてみると、暁美さんはどこか答えにくそうにした。 貴方「転入してきてからなんかあったの?暁美さんの方から声かけたんだっけ?」 ほむら「どうして……それは…… 私はあの子のことを守らないといけないからよ」 いくらか待って、確かめるように暁美さんの口から出てきた言葉はそんな斜め上の答えだった。 ともすれば電波とでも言われそうな、そんな答え。 ほむら「あの子のことを見てると、守らないといけないって思って。 ただそれだけ」 貴方「……あー、鹿目さんって小動物みたいな雰囲気あるもんな。 そういう意味か?」 貴方「けど、鹿目さんも守んないといけないほど弱い人には見えないよ。 むしろ、芯はかなり強いほうなんじゃないか?」 ほむら「そんなことはわかってる。 私もまどかに助けられてることのほうが多いから」 貴方「じゃあなんで」 ほむら「そんなの、印象以外に言い様がないわよ。 ……それより、もうこれから帰るんじゃないの?」 貴方「あぁ……引き留めた感じになったなら悪いな」 1一緒にパトロール行く? 2ヒミツの特訓 3自由安価 下2レス 話しているうちに、教室に残っている人はもう少なくなっていた。 貴方「ていうか、用事がないなら一緒にパトロール行く?暁美さんと一緒なら俺も心強いし」 ほむら「ええ。 構わないわ」 俺たちも鞄を取って学校を出る。 昨日も巴さんとパトロールしたことは伝えて、被らない場所を探すことになった。 貴方「この辺は反応なしか。 魔女か使い魔が近くに居ると、暁美さんもやっぱ気配でわかるんだよな」 ほむら「そうね。 そのあたりは経験だと思うわ。 すぐにわかるようになるわよ」 貴方「経験か……暁美さんって巴さんより長いんだっけ?入院中もやってた?」 ほむら「そうかもね。 私は治療は得意ではないから」 貴方「ふーん……美樹までいかなくても、巴さんや鹿目さんくらいだったら病気なんて魔法で治しちゃいそうだもんな」 ほむら「そうね」 ……忘れがちだけど、暁美さんって身体弱かったんだよな。 それが表れてるのかは知らないけど、魔法少女の中では体力は高くないほうだ。 かといって、勝てる気はしないんだけどな。 1じゃあ体調には気を付けないとな 2暁美さんってなんで契約したんだっけ? 3自由安価 下2レス 貴方「暁美さんってなんで契約したんだっけ?」 ほむら「話したことはないわよ」 貴方「じゃあ、差支えなければ教えてもらってもいい?」 そう言うと暁美さんはなにかを考えるように間をあけてから、言った。 ほむら「…………話せないわ」 貴方「そうか。 じゃあ、無理には聞かないよ。 ちなみに、俺には話せなくても他に知ってる人はいるの?」 ほむら「いいえ、誰もいない。 誰かから聞きだそうとしたって、それは無理よ」 貴方「いや、別にそんなつもりで言ったんじゃないよ?」 ほむら「私はあなたのことも信頼してるの。 他の人に言えることなら隠したりしない」 貴方「はは、ありがと……たとえそれが鹿目さんであっても?」 ほむら「ええ。 ……まどかであってもよ」 暁美さんにとって鹿目さんだけは特別だと思ってたから、その返答だけは意外だった。 でも、謎が多いな…………。 そのうちに暁美さんが気配を察知して、俺もソウルジェムを見て気づく。 結界に入っていった。 落ち着いて対処すればすぐに倒せるわ」 入り組んだ道にいきなり現れる使い魔。 俺は少し手こずってたけど、暁美さんは慎重に足を進めつつ目の前に現れた使い魔にも冷静に一歩引いて弾丸をお見舞いして倒していた。 銃を扱う姿とか様になっててカッコいいよな。 巴さんとはまた違う感じだ。 ほむら「とはいえ、この使い魔はあまり相手にしたくないわね。 足を止められたくない。 時間を止めて駆け抜けてもいいのだけど……」 貴方「手、つなぐ?」 ほむら「え、ええ。 そうね」 こっちを見ていることに気づいて手を差し出した。 触れている者以外の時を止めてしまう魔法。 誰かと協力するには、こうして手をつなぐなり、どこかで接触してないといけない。 二人程度だからできることだ。 手を触れて、しっかりと握ってから暁美さんが時間を止めた。 ……細い指だ。 肉付きは薄いのに柔らかく感じる。 魔女の前に行くまではこのままでいないと。 戦いの中なんだけど、なんか今更に手をつないでるということを意識してきた。 貴方「動かなくても敵が見えるとちょっとビビるな。 ……すげー、本当に止まってるなあ」 ほむら「感心してないで、急ぎましょう」 手をつないだまま結界の中を進んでいく。 攻撃されることはないのはわかってるけど、ここはまだ敵地だ。 戦いが終わるまで気は抜けない。 時間を止めているのだって魔力を使ってるんだ。 貴方「そういえば、この魔法って時間制限みたいのはないの?どのくらい経ったら解けちゃうみたいな」 ほむら「……強いて言うなら、魔力がなくなったら」 貴方「じゃあ、ほとんどないようなものだね。 どのくらい減ってるのかはわからないけど」 ほむら「無駄遣いはできないから早めに終わらせるに越したことはないわ」 ほむら「もしくは、私が何かのせいで気を抜いたりしたら。 ……大丈夫。 油断したりはしない」 貴方「うん。 暁美さんのことは頼りにしてるよ」 早足で歩く暁美さんの横顔を見ると、真剣な表情。 いつも冷たい印象に見える整った顔立ちだが、表情がないわけではない。 ……見ていると、暁美さんと目が合った。 ほむら「……【貴方】くんも気を抜かないようにね」 貴方「ああ、もちろんだよ!」 貴方「はぁー、今の危なかったな。 暁美さんが様子見とくように言ってなかったら対処できなかったかも」 ほむら「宿主と寄生虫……みたいなところかしらね。 私も助かったわ。 【貴方】くんが居てくれて」 ひとまず一件落着して日常に戻る。 さっきまでずっと手つないでたんだよな。 理由は全然ロマンチックなものじゃないが、そう思うとなんか不思議な気分だ。 貴方「ほとんど暁美さんのおかげだよ。 おかげで道中すごい楽できた」 ほむら「いつでもあの手が使えるわけじゃないから、対処も出来るようにならないと駄目よ」 ほむら「……私も一人だと使うことはあるけど、二人でああして切り抜けたのは初めてね」 貴方「なんか、貴重な体験ができたよ」 ほむら「……ええ」 これから 1ご飯に誘う 2ヒミツの特訓 3自由安価 下2レス 先の見えない結界なだけにいつ終わりが来るのか不安にもあったが、入り組んだ道を抜けると一際大きな部屋へと出た。 おそらくここが最深部だろう。 魔女の姿を見つけて足を止める。 貴方「やっと抜けられたか」 ほむら「ええ。 どうせだから、このまま攻撃も仕掛けてしまいましょう」 暁美さんが止まった空間の魔女目掛けて銃を撃ちこみ、トドメに爆弾を取り出していくつか放り投げる。 そのまま背後へと回り込んでいく。 貴方「……俺は攻撃しなくてもいいのかな?」 武器を振るいに行くには手をつないだままじゃやりにくい。 ほむら「これだけでも並みの魔女なら仕留められるけど、様子を見て倒しきれなかった時には攻撃して」 貴方「わかった。 背後は取ってるんだもんな」 まあ、魔女からしたら何が起きたかわからないだろうな。 突然爆弾が仕掛けられてて、俺たちに背後に回られてるなんて。 暁美さんが時間停止を解くと、さっき仕掛けた攻撃が動き出して、魔女の前方で一斉に大爆発が起こる。 ……手が離れた。 武器を構え直していつでも攻撃できるようにしておく。 すると、爆散した魔女の身体の中から小さい別の敵が飛び出してきた。 注意しておいて正解だ。 一気に踏み込む。 貴方「はぁー、今の危なかったな。 暁美さんが様子見とくように言ってなかったら対処できなかったかも」 ほむら「宿主と寄生虫……みたいなところかしらね。 私も助かったわ。 【貴方】くんが居てくれて」 ひとまず一件落着して日常に戻る。 さっきまでずっと手つないでたんだよな。 理由は全然ロマンチックなものじゃないが、そう思うとなんか不思議な気分だ。 貴方「ほとんど暁美さんのおかげだよ。 おかげで道中すごい楽できた」 ほむら「いつでもあの手が使えるわけじゃないから、対処も出来るようにならないと駄目よ」 ほむら「……私も一人だと使うことはあるけど、二人でああして切り抜けたのは初めてね」 貴方「なんか、貴重な体験ができたよ」 ほむら「……ええ」 これから 1ご飯に誘う 2ヒミツの特訓 3自由安価 下2レス 貴方「そこのハンバーガーショップでもいい?……それともそういうのは嫌かな?」 ほむら「いいえ。 帰りはよくそれで済ませることはあるし」 ……暁美さんのなんでもいいは本当になんでもよかったみたいだ。 店に入って注文を済ませると、適当に空いている席に腰を落ち着ける。 貴方「それだけで足りるの?」 ほむら「ええ」 貴方「よくここで済ませるって言ってたね」 ほむら「安いし手間もかからないから」 貴方「……あれ?暁美さんも巴さんと一緒で一人暮らしだっけ」 ほむら「ええ」 まあ、普通一人だったらそうなるほうが多いだろう。 巴さんが特殊すぎるだけなのかもな。 ほむら「むしろ……【貴方】くんはご家族がいるのに私なんかに付き合ってていいの?」 貴方「今日は俺から誘ったんだよ。 そういう気分だったんだ」 暁美さんはどこか不思議そうな顔をしてた。 たまに自分を卑下するよな。 多分、暁美さんと一緒にご飯行くってクラスの男子たちからは羨ましがられるぞ。 1次はまた違うところに行こうか? 2自炊はする? 3自由安価 下2レス 貴方「自炊はする?」 ほむら「いいえ……。 失敗しそう」 貴方「あー、まあなかなか難しいよなぁ。 自炊のほうがお金かからないっていうけど……」 ほむら「そんなこともないんじゃないかしら? 食材を買っても、使い切れる気がしないもの」 外食でもあまりお金をかけないなら、そういうこともあるのかな? ……けど、そうすると今度は栄養面が心配になってきた。 100円のハンバーガーとコーヒーだけってのがよくあるんじゃ持たないよなあ。 ほむら「まあでも、出来た方がいいとは思うわ」 貴方「ああ、それなら応援してるよ!別に最初から完璧じゃなくてもいいと思うし」 ほむら「……ええ」 暁美さんも苦手なものってそこそこあるんだよな。 謎は多いけど、思ってるよりも根はそれなりに弱みもある普通の人なのかもしれない。 手書きなのに綺麗に整列された文字。 授業の内容は興味津々なわけじゃないがつまらないってほどではない。 刺激のなさに少々の退屈さを感じながらも集中しようとしていると、呑気に昼寝してる人外の姿が目に留まった。 QB「きゅー……すぴー」 貴方「………」 キュゥべえは日の当たる窓際の空席で丸まっている。 これがただの動物だったら可愛いかもしれないが、人語を巧みに操る獣だからそれだけには思えない妬ましさを感じる。 気にしてはいけないと思いつつ気になっていると、キュゥべえが赤い目を開く。 QB「どうかしたのかい?【貴方】」 貴方『別に』 QB「そうかい?」 貴方『つか、なんのために学校までついてきてんの? 学校も試験もないお前にはわかんないかもしれないけど、授業の邪魔するなよ』 QB「だからこうして何もせず身体を休めていたんじゃないか」 貴方『外でしてこいよ……。 あとよくじっと見つめてる時あんの怖いんだけど』 QB「異常がないか観察してるんだよ」 *「……次、順番は【貴方】くんですよね? ここの答えは?」 そんなことに気を取られてるうちに、順番が回ってきたらしい。 質問の内容を理解しようと頭を回転させはじめると、その前に頭の中に声が響いた。 QB「目が覚める、だよ」 貴方「……目が覚める?」 *「はい、そのとおりですね」 キュゥべえに教えられて答えるなんて釈然としない。 というか、学校も試験もないのに。 貴方『なんでそんな答え知ってるんだ』 QB「君が思ってる以上に、僕たちは昔から人間の歴史を見ているんだよ。 古語も理解してる」 QB「どうだい? 邪魔をするどころか、役に立っただろう?」 貴方『まあ、そうだけど……。 にしても気が散るから!話も終わり!』 QB「まどかたちはこうしてよく話してるみたいだけどね。 君は加わっていないのか」 貴方『そうなのか……? まああのへん席近いし、親友同士だからな』 1鹿目さんたちと話してみようか…? 2巴さんに話しかけてみようか…? 3キュゥべえ、暇なの? 4杏子に何か伝言頼む(安価内容) 5自由安価 下2レス ……鹿目さんたち、テレパシーで話してたのか。 傍から見れば私語もせず真面目に授業受けてるように見えてるのに。 まったく気づかなかった。 貴方『……鹿目さん』 まどか『えっ?どうしたの【貴方】くん。 テレパシーなんて珍しいね』 貴方『いや、なんか気になってさ。 そっちは授業中にもテレパシー活用してるらしいって聞いて』 まどか『あー、えへへ……バレてた?あんまり褒められたことじゃないんだけどね』 貴方『もしかして、なんか話中断させちゃった?』 さやか『べつに大した話はしてないからオッケー。 よっしゃ、順番回ってきそうな時に答え聞ける仲間が増えたね』 貴方『そういうつもりじゃないんだけど』 ほむら『でも意外だわ。 【貴方】くんは勉強も出来るし真面目なほうだと思ってたから』 貴方『勉強が出来るって暁美さんに言われてもほとんどイヤミだぞ……? こっちからしたら、暁美さんのほうが意外かも』 ほむら『私は別に……そこまで勉強熱心なわけじゃない』 さやか『勉強しないでも出来るとか天才自慢かよ!』 ほむら『そんなつもりでもないのだけど……』 まどか『でも天才って感じはわかる!ほむらちゃん、かっこいいよね』 ちょいちょいテレパシーを交わしつつ、授業をこなしていった! *待ちに待った放課後です。 また、知らない個人宅等も無理です。 知り合いを誘うことはできます。 マミ「あら【貴方】くん、お疲れ様。 パトロールか訓練のお誘い?」 貴方「いや、まあ来たのはなんとなくっすよ。 巴さん、もっと来てほしいって言ってたし……。 この後そうしてもいいんですけど」 マミ「そう。 嬉しいわ」 教室の中を見回してみると、自分のクラスとそう変わらない。 巴さんはいつもここで授業を受けてるのか。 貴方「えっと、授業どうすか?」 マミ「難しいものや苦手分野もあるけど、全教科ついていけるようにはしてるわ。 鹿目さんや美樹さんに聞かれた時には教えられるようにしたいし」 マミ「といっても、あんまり機会はないんだけどね……」 貴方「同じ学年に暁美さんとかいるからかな。 俺も教えることはあるし。 ていうか、下まで面倒見るのはさすがに大変でしょう」 マミ「大変でも、頼られることがあったら先輩として完璧にしておきたいのよ」 マミ「ああ、そうそう。 【貴方】くんも勉強得意だって聞いたわよ。 両立出来てるのね」 貴方「まあ……そうすかね」 マミ「……そろそろ私達も行く?」 1帰りに前言ってたおすすめの店紹介してください 2パトロール行きますか? 3自由安価 下2レス 教室に残っている人も少なくなってきて、巴さんも荷物をまとめてそう言った。 巴さんは先輩としても魔法少女としても規範のような人だ。 でも、この前見た寂しげな顔を思い出すと、頼られることに張り切ってるのかな……って感じもした。 貴方「そうですね。 帰りに前言ってたおすすめの店紹介してください」 マミ「ええ。 もちろんいいわよ」 教室を後にする。 巴さんについていくと、行き先は……繁華街のほうかな。 足を止めた先には、巴さんの雰囲気に馴染みそうな洒落た店があった。 店頭で持ち帰ることもできるカフェだ。 マミ「まだ連れてきたことのない場所といったら、まずはここかしらね。 ここなら落ち着いて食べることもできるし」 貴方「おおー、オシャレっすね。 一押しメニューとかあります?」 マミ「そうね、イチオシはベリータルトかな。 紅茶と抜群に相性がいいのよ」 貴方「へー。 たしかにうまそう」 マミ「この店は紅茶がクセのないマイルドな風味だからよく合うのよね」 マミ「フルーツジャムをつけてロシアンティーにして飲む時とも似た感じかな」 貴方「詳しいんすね。 俺は紅茶とか詳しくないからさっぱり。 ジャム入れる飲み方もあるんですね」 マミ「ロシアンティーはジャムを入れるわけじゃないわよ?もちろん入れても美味しいのだけど、紅茶が飲み頃より少し冷めてしまうのが難点ね」 貴方「へえー……」 とりあえず今日は巴さんのおすすめ通りにしてみる。 ……正直、普通の紅茶との違いはよくわかんねえ。 そもそも基準がわからないが。 とにかくうまいのはわかった。 それでいいか。 巴さんといると自分も紅茶に詳しくなれるような気がするけど、まあ追いつくことはないだろうな。 貴方(巴さんとカフェ、か。 二人だけは初めてだな。 なんかちょっと大人になったような気がするぞ!) 1二人きりですね 2普段は一人なんですか? 3自由安価 下2レス 貴方「二人きりですね」 マミ「えっ?」 貴方「あーいや、こういうとこって大体来る時みんな揃ってたから! 今日は騒がしい美樹のやつもいないし静かだなって」 マミ「美樹さんよりももっと騒がしい佐倉さんもね」 俺とだとあんまりしゃべることがないからそう言われるとあまりイメージがないが、巴さんや美樹とは仲良さそうだ。 ……騒がしいっていうか、この洒落た店では食べ方が心配になるとこはあるかもしれない。 反面というのもなんだけど、巴さんの食べ方は綺麗だな。 品のある感じだ。 マミ「静かなのもいいと思うわよ。 今日は、たまには作戦会議とかなしで楽しみましょ」 貴方「そうっすね、たまにはこういう雰囲気もいいな」 てことは、今は巴さんも気を抜いてくれてるわけなんだな。 魔法少女関わる時はやっぱり気を張ってるから、こういう姿を見れるのはちょっと特別だ。 / ヽ、 , ' / \. / l. , '. l lヘ ト、 ヽ、 ', ヽ\! ヽヽヽ. \ヽヽ.! ヽゝヽ. / l :l! ',` ヽ. Y \. イヽノ ノ ノ \. イ ,. l i \ \ '. ', '. \ i : '. liヽ ::'. ', ヽ l! ノ \ :::::ト. 伸ばしてるの?」 ほむら「別に……。 前にも誰かに聞かれたかしら?」 まどか「みんな羨ましがるよ。 長いと手入れ大変だろうなって思うけど、やっぱ憧れるもん」 さやか「そういうまどかこそ、今伸ばしてるって聞いたぞー?」 仁美「ロングなまどかさんも似合いそうですわね」 さやか「いいねー」 まどか「さやかちゃんは?」 さやか「あたし?あたしは今の髪型気に入ってるけど、まあ一度くらい長くするのもいいかもね」 ほむら「……私は、志筑さんみたいにウェーブがかってるのもいいと思うけど」 仁美「えっ、私はむしろストレートのほうが……」 貴方「おお、今日はめっちゃガールズトークしてる」 さやか「そりゃあ、あたしたちだけだとね。 【貴方】はどう思う?ここで男子の意見を聞いてみよう!」 貴方「俺の意見を代表にされても困るけどな」 仁美「【貴方】くんの好み、ですわね」 髪型の話、か。 1ロングのがいい 2ショートのがいい 3ウェーブかかってるのがいい 4結んでるのがいい 5そういや暁美さんの髪って左右に別れたクセついてるな 6そういや美樹って変わった髪型してるな 7自由安価 下2レス ひとまずみんなを見てみる。 好みって言われてもな。 貴方「そういや暁美さんの髪って、左右に分かれたクセついてるな」 さやか「えー?出てきた感想がそれ?つまんないのー」 仁美「でもたしかにそうですわね。 うねったりはしてませんけれど、変わったクセに流れてます」 ほむら「そうかしら?理由はわからないけど、とれないのよ」 まどか「うーん、分け目に何かあるってわけでもないのにね」 鹿目さんが不思議そうに暁美さんの髪を後ろから触れている。 そして、何かを思いつく。 まどか「ほむらちゃんって、ふたつに結んでみても似合いそう。 そしたらお揃いだね!」 ほむら「そういう髪型、私にも似合うかしら……?」 貴方「暁美さんがツインテールか。 ちょっと印象変わりそうだけど、まあ悪くはないんじゃないか」 まどか「うちにまだリボンがあるんだ。 色違いの。 今度来た時にあげるよ。 そしたらお揃いできるよ」 ほむら「……そう言うなら、今度ね」 貴方(そういやぁ、昔の……?) 鹿目さん、前は赤いリボンじゃなかったんだっけ? おぼろげに、黄色いリボンをした姿が浮かんだ気がした。 また、知らない個人宅等も無理です。 知り合いを誘うことはできます。 鹿目さんたちも今日はパトロールに行くって言ってた。 美樹と一緒に行くから、三人はいらないだろうということだ。 俺はどうしようか。 とりあえず荷物をまとめて出ようとすると、扉のそばに志筑さんがいるのが見えた。 貴方「志筑さん、帰らないの?誰か待ってるとか?あ、もしかして上条か?」 仁美「い、いえ!私ももう帰りますわ」 貴方「あ、そう?」 仁美「上条君は今日はお忙しいようなので。 ……コンクールが近いから、練習に集中したいのだそうです」 貴方「あー、バイオリンか。 ちなみにコンクールっていつなの?」 仁美「来月の頭です。 私もお誘いしていただいてるんですよ」 そう話す志筑さんはやっぱりどこか嬉しそうだ。 仁美「あ……でも、さやかさんもだって言ってました」 貴方「……もしかして、ヤキモチやいてたり?」 仁美「いえいえ。 さやかさんは彼の入院中もずっと傍にいた大切な幼馴染なんですよ?」 仁美「それに恐らく、バイオリンに関してはさやかさんのほうが理解がありますから。 恩のある友人を誘うのは当然のことです」 貴方「そりゃ……そうだな」 仁美「……はい」 俺はアイツの願いを知ってるし、恋愛じゃ駄目でも美樹の気持ちは報われてほしいと思ってる。 つーか、もし上条が恋人にかまけて美樹からの恩も音楽のことも蔑ろにしてたら、美樹に止められてもブン殴ってるとこだ。 なんか、でも、志筑さん見てるとちょっともどかしい感じはするよな。 仁美「私もバイオリンは習い事でやっていますが、上条君ってバイオリンを弾く時は本当に活き活きとしてるんですよ」 仁美「やっぱりとても敵いません。 きっと、だからこそ人を魅了する演奏が出来るのでしょうね」 貴方「志筑さんもバイオリン弾けるんだ」 仁美「はい。 楽器は和洋や種類問わず色々と触ってますから、一通り演奏できると思います」 貴方「すげー。 今も続けてるの?」 仁美「バイオリンだけは。 でも私なんて本当にすごくないですよ」 謙遜することないだろうにな。 俺からしたら想像もつかない世界だし。 仁美「私ももちろん、上条君の演奏には心惹かれておりました」 仁美「でも……私にはあまり理解できませんでした。 私も続けていれば同じものが見えると思ったのですが、どうやら私には才能がないようです」 貴方「そんなことないと思うけどな。 何気に彼氏持ちの女子の家に入れてもらうのって大丈夫かなとか考えたけど。 仁美「【貴方】くん、着きましたよ。 ここですわ」 案内された先は思った以上の豪邸で、そんな浅はかな考えは吹き飛んだ。 玄関に入る前から使用人が出てきて荷物を持ってもらった。 室内にも執事さらメイドさんやらがいて、二人きりって感じとは程遠い。 仁美「バイオリンならスタジオのほうですわね」 貴方「そんなのもあるんだ……」 仁美「はい。 防音になっていて、楽器は大体そこに置いてあります」 学校の音楽室みたいなところかな。 広い廊下を進んでいくと、部屋に通されてひとまず少しだけ落ち着いた。 ……さっきまでの雰囲気は仰々しすぎた。 貴方「これがそのバイオリンか。 高そう」 仁美「あえて金額は言いませんが、練習用ですわ」 志筑さんがケースを開く。 音楽室という予想はその通りで、この部屋には小さいものから大きいものまで楽器のケースがたくさんあった。 極めつけは立派なグランドピアノ。 貴方「ここにある楽器、全部弾けるの?」 仁美「はい。 一通りは」 ……まあ、音楽家を目指してるわけでもないのにこれだけ出来てもって気もしなくはないが、単純にすごい。 仁美「では、曲は……」 貴方「志筑さんの得意な曲でいいよ。 俺そもそもあんましクラシック知らないし」 仁美「はい。 では、はじめますね」 バイオリンを構える姿は本格的だ。 部屋の中にバイオリンの音色が響き渡る。 貴方(……うまいじゃん) 志筑さんは謙遜してたけど、俺の素直な感想としては十分上手に聞こえた。 音楽的に詳しいことはわからないが、難しそうな速い部分も弾きこなしてるし、強弱もしっかりついてる。 貴方(上条がすごすぎて自信をなくしてるだけなのかな?) ……やがて、演奏が終わる。 観客はひとりだが拍手をしてみた。 貴方「すごいよ、志筑さん!俺のために弾いてくれてありがとう!」 仁美「そ、そうですか?」 貴方「上条はすごいんだろうけどさ、志筑さんだって十分うまいよ。 才能がないなんて思わない」 貴方「でも……バイオリンを弾くの、好きじゃないの?」 そう聞くと、志筑さんは肯定するように苦笑を浮かべた。 仁美「『好きこそものの上手なれ』……と言うじゃないですか」 仁美「ただ単に上手だという以上に、それをどれだけ好きになれるかということも才能のひとつだと思うんです」 仁美「それこそ、何よりもそれに打ち込んでいる時が輝いているし、何よりも優先したくなる」 貴方「……上条はそうなのか」 仁美「私もバイオリンを弾くことは嫌いではありませんでした」 仁美「でも、私にとってはやっぱり『習い事』の一つなんです。 彼のバイオリンは好きだけど、その気持ちは理解できない」 1志筑さんは自分を優先してほしい? 2理解しようとしただけでも十分なんじゃないか 3自由安価 下2レス そうはいっても上条がそうなんだから、それじゃ慰めにはならないってことか。 貴方「志筑さんは自分を優先してほしい?」 仁美「そうしたら、彼の輝きを奪ってしまうことになりますから」 貴方「ああ……そうか。 でも、恋人って一方的なもんじゃないだろ。 もう少しくらいアピールしてみてもいいんじゃないか?」 貴方「我慢ばっかじゃつまんないだろ」 仁美「そ、そうですわね。 もう少しだけアピールしてみます」 貴方「まあ、上条も今は忙しいってのはわかるし、暇な時はまたみんなで遊びに行ったりしようよ。 俺もこうして相談に乗るしさ」 仁美「はい。 なんだかそう言ってくれると心強いです」 その時、ノックが鳴った。 使用人のようだ。 「仁美お嬢様、お茶が入りましたよ。 お持ちしましょうか?」 仁美「あっ、今行きますわ。 演奏はこのくらいにして、【貴方】くんもティータイムにしましょうか」 貴方「ティータイム?作法とか大丈夫かな……」 仁美「そんなのお気になさらなくていいですわ」 ……最近は巴さんと紅茶とか飲むこと多かったし大丈夫かな? そんなことを思いながら、志筑さんと部屋を出た。 巴さん、こっちです」 マミ「こんにちは、【貴方】くん」 待ち合わせの駅前で姿を見つける。 目的はとくにない。 遊びに誘ったらオッケーしてくれたんだ。 貴方「巴さんは目立つ明るい色の髪をしてるし、髪型も特徴的だから見つけやすいです」 マミ「そうかしら?髪型は好きでやってるけど、色のことは考えたことなかったわね」 貴方「染めたりしたらもったいないっすよ。 まあ、巴さんはこれからもしない気がしますけど」 マミ「そうね。 暁美さんみたいな艶のある黒髪とか、鹿目さんのような可愛いピンクとかに憧れることもあるけどね」 マミ「魔法少女ものの主人公って大体がピンクじゃない?」 貴方「今やってるシリーズの初代はステレオタイプな法則完全に破ってましたけどねー……」 巴さんは現実を見つつも、フィクションのような、誰もが思い浮かべるような魔法少女にも憧れがあるらしい。 必殺技とかもその影響か。 俺はまだそういうのないけど。 マミ「最初はどこに行く?いつもは仕切ることが多いけど、今日くらいはエスコートされたいわ」 貴方「今日はただの遊びですしね」 1映画見に行こう 2何か食べたい 3ゲーセン誘ってみる 4自由安価 下2レス マミ「こ、これ本当に観るの……?」 貴方「え、巴さんこういうやつ駄目でした?」 面白そうな感じの映画を見つけたから提案してみた。 これ多分ホラーかな? 巴さんが駄目なら別のを探してもいいんだけど。 マミ「いいえ!? 別に怖くなんかないわよ?魔女みたいなものでしょう?」 貴方「魔女と同じに考えていいんですかね? 大丈夫ならこれ観ましょ」 マミ「そ、そうね。 観に行きましょうか」 チケットと飲み物を買って席に向かった。 ……映画の内容にドキドキしつつ、巴さんの様子もこっそり窺ってみる。 マミ「…………!」 マミ「………………」 マミ「…………!?」 マミ「……っ」 貴方(……表情豊かだなぁ) 魔女結界の中でも見ることのない珍しい表情を見てると、巴さんと目が合った。 マミ『私を見てたって面白くないでしょう!?』 あ、これテレパシー。 貴方『いや、巴さんどうしてるかなって思って』 マミ『私も…… そう思って【貴方】くんのほうを見たわ』 ホラー上映真っ只中の暗い映画館の中。 普通だったら私語厳禁な場所。 その中で、何故か思いが通じ合った瞬間だった。 内容は怖かったけどなかなか楽しめた。 巴さんも結構真剣に見てたようだった。 マミ「普段やってることがやってることだけに、脅かし系やグロテスクなのは割と平気なんだけど……」 マミ「合わせ技だとこう、少しくるものがあるわよね」 貴方「あ、グロも大丈夫っすか……」 マミ「まあ……。 私たちは無事に勝ってこれたからここにいる。 けど、長いことやってると見てしまうことはあるわよ」 マミ「慣れはしないつもりだけど……やっぱりそういうところの感覚はもう他の人とは違うかもしれない」 俺はまだ全然、そんな場面に出会ったことはないけど。 やっぱ周りに恵まれてるからか。 マミ「怨念とか、そういうのがきついかな。 もしかしたら今まで見てきた人も……って思いを考えちゃうから」 この映画は幽霊側が恨みを持つようになる経緯が詳細に描かれてたから、話にのめり込めたのかもしれない。 ラストは少し哀れみを感じるような終わり方だったのも印象的だった。 貴方「映画見てるうちにいい時間になりましたね。 他の人の好感度上げすぎると多分マズイことになる。 もし他の人に言い寄るようなことしたら普通に浮気です。 マズそうな選択肢は控えよう。 貴方「あっ、暁美さん髪型変わってる?」 さやか「えー、今更!気づくの遅すぎじゃない?一目見たらわかるじゃん!」 ほむら「…………」 長い黒髪を黄色いリボンでツインテールにまとめている。 なんというか……いつもより少し幼さを増したような、可愛らしい感じだ。 まどか「昨日ほむらちゃんがうちにきてね、その時にリボン渡したんだ。 みんなにも見てもらいたくて、明日もそれで行くのはどうかって言ってみたの」 ほむら「長くは続けないわよ。 落ち着かない」 仁美「今日は一日そのままですの?」 ほむら「……途中で外すかも」 まどか「えー!似合ってるのに。 でも、やっぱいつものほうが落ち着くなあ。 こういうのは珍しいくらいでいいのかも」 さやか「なんだかんだちゃんとやってくるんだね」 ほむら「まあ、少しだけなら。 似合っているかはわからないわ」 1下ろしたほうが似合う 2色々試してみれば? 3そのリボンに見覚えがある 4自由安価 下2レス 貴方「さて……休みは遊んだし、今日はパトロール行きませんか?」 マミ「そうね。 私もそうしようかと思ってたところだわ」 貴方「あ、ってことはまた下調べとかしてたり?」 マミ「ニュースならいつも見てるわよ」 貴方「さすがだなぁ」 教室を出て歩きはじめる。 マミ「仲間が増えてからは本当にパトロールの負担が軽くなって助かってるわ」 マミ「一人だった頃は遊んでいられる余裕なんてなかったから。 他に魔法少女がいても使い魔を倒す人はいなかったもの」 貴方「他にいた……っていうのは、佐倉さん以外にも?」 マミ「話したことはなかったかしら。 見滝原はずっと私が一人で仕切ってたけど、その間に契約した人がいなかったわけじゃないの」 マミ「結局、あまり関わることはなかったけど……」 貴方「その人たちって、今はもういないんですか?」 マミ「……ええ。 佐倉さんの縄張りは元々風見野だし、最近まで見滝原からは離れてたわね」 ああ、そうか。 佐倉さんは元々風見野にいたんだっけ。 今もそっちでも活動してるのかな。 貴方「あ、そういえば佐倉さんのことについて聞いてもいいですか?」 マミ「いいけど、何を?」 杏子について 1仲良くなりたい 2昔のこと 3自由安価 下2レス 貴方「昔、巴さんは佐倉さんとコンビ組んでたんですよね。 その時のこと聞かせてくれませんか?」 マミ「昔の佐倉さんはね……そうね、今よりもっと素直だったのよ?私の事も『マミさん』って呼んでくれて」 貴方「えっ、そうなんですか?」 マミ「ええ、本当はもっと純朴な感じ。 だから、もし付き合いにくいと思ってるなら誤解しないでほしいの」 マミ「色々とあって変わった部分はあるだろうし、今も悪ぶってる節はあるけど、根は変わらないはずだから」 貴方「ああ、付き合いにくいってことは別に……!」 ……いや、本当は少しそう思ってたところはあったのかも。 もちろん、全員同じように仲良くしたいと思ってはいるけれど。 貴方「他にもエピソード聞かせてもらってもいいですか?」 マミ「それじゃ、初めて佐倉さんが必殺技の名前を叫んだ時の話でもしましょうか?」 目的地につくまで貴重な話を聞かせてもらった。 下調べをしていた場所の近くに着くと、そこには聞いた通り怪しい雰囲気があった。 ついでに結界も。 魔女に操られていた人をなんとかしてから結界に乗り込むと、急ぎ足で魔女を倒していった。 魔女に操られた人がいた時一人だったら戸惑ってました」 マミ「ああいう時は下手に相手をしないほうがいいわ。 話の聞ける状態ではないもの。 行動を封じて、大本の魔女を倒すのが先決よ」 貴方「あの人たち大丈夫ですかね……?」 マミ「魔女の呪縛から解放されて、何事もなくなってくれればいいのだけど。 個人的な悩みについては私達にはどうにもできないわね……」 貴方「そうですね」 人の悩みは周りにいる人にしか解決してあげられない、か。 そういえば、俺ら魔法使いでも悩みがあると取り込まれることがあるって言ってたっけ。 貴方「巴さんは今悩みとかないですか?」 マミ「ええ。 今の私には仲間も友達もいるし、【貴方】くんもいてくれるから。 大分心強いわよ」 マミ「……もしかして、今の話で心配してくれた?ありがとうね」 巴さんと行動して、笑った顔を見ることが増えた。 同時に、前みたいな寂しげな表情は見たくないなと思った。 前に同じ不定形の武器と言ってくれたけど、使い方はまるで違う。 ……俺はまだ単純なんだろうか。 器用さも意識して戦ってみるけど、やっぱり巴さんには敵わない。 貴方「相変わらず、戦ってる時の巴さんってイキイキしてますね」 マミ「もう、人を戦闘狂みたいに言わないでよ」 マミ「まあでも二年間やって大分コツが掴めたから自信はあるわね。 【貴方】くんはどう?」 貴方「俺はまだまだですよ。 ……でも、もっと強くなって街の人も仲間も守りたいって思うんで」 マミ「この力を『傷つける』ための力じゃなくて、『守る』ための力だと思ってる人って、なかなかいないんじゃないかと思うの」 マミ「今集まってる仲間はみんな誰かを『守る』ための力だって理解してるのよね。 ああ見えても佐倉さんだって元は」 マミ「……その気持ちを忘れないでね」 今はこうして戻ってきてるけど、一度仲間だった人に離れられた不安はまだ残ってるのかもしれない。 そんな不安を吹き飛ばせるように、力強く肯定の返事を返した。 さやか「おはよー」 まどか「おはよう、【貴方】くん」 ほむら「……おはよう」 仁美「おはようございます」 今日も教室はいつも通りほどよく賑わってて、傍で当然のようにキュゥべえが見守っていた。 貴方『……ところであれ、みんな気にならないの?』 ほむら『あれ?』 貴方『キュゥべえ』 ほむら『……ああ』 みんなで話してる時も話題の中心にならない限り言葉数の少なめな暁美さんに、テレパシーで話しかけてみる。 他の人にも聞こえるようにはしてある。 ほむら『いつものことだから。 みんな気にしていないんじゃない?』 さやか『なになに?キュゥべえのこと?ま、風景の一部だよね。 寝てるかこっち見てたと思ったら、ふらふらどこかへ消えてったり』 貴方『羨ましい生活だな』 まどか『マミさんのとこに行ってるのかな? それとも新しく候補でも探しに行ってるのかな?』 ほむら『でも……そういえば、話とか聞かれてるのよね』 さやか『あっ、よく考えてみたらなんか嫌かも。 【貴方】どうにかしてきてよ』 貴方『いやなんで俺が』 他の人も入ってきてテレパシーが盛り上がっていると、いつのまにか志筑さんに不思議そうに見られた事に気づく。 仁美「どうしましたの? そちらに何か……ありますの?」 さやか「あっ、いや別に!なにもないけど?な、なにかあるように見える?」 仁美「まさか……幽霊!?」 まどか「落ち着いて仁美ちゃん!大丈夫だよ。 幽霊さんなんていないから!」 当の本人は自分が話題の中心になっていたことなんて知らずに小首をかしげて毛繕いのような動きをしていた。 ……キュゥべえって、もしかして結構図太いのかもなあ。 貴方「キュゥべえのことが嫌になったら言ってくれよ!アイツちょっと無神経なとこありそうだしな」 貴方「俺がどっか誘導するなりなんなりしてみるよ」 ほむら「特に嫌いってわけではないけれど……」 貴方「そういや暁美さんのほうが付き合いは長いのか」 ほむら「…………」 貴方「……暁美さん?」 ほむら「……いいえ。 私からしたらそうでもないわ」 貴方「え?」 暁美さんがどこかへ行こうとする。 呼び止めちゃったけど、なにかしに出てきたんだっけ。 貴方「あっ、そういえば何か用事?」 ほむら「トイレよ。 ついては来られないでしょう?」 貴方「そ、それはそうだね……」 そう言われては仕方ない。 暁美さんの背を見送って、一旦自席に戻ることにした……。 また、知らない個人宅等も無理です。 知り合いを誘うことはできます。 これからパトロール。 佐倉さんとも合流する予定だ。 貴方「なんだかんだ、こういう時はキュゥべえいないと困るんだよな……」 まどか「杏子ちゃん、スマホも携帯も持ってないもんね」 貴方「ああ。 でも、思ったより待ち合わせは不便に感じることはないな」 ざっくりと場所さえ指定すれば、あとはテレパシーを駆使してなんとかなる。 合流はすぐに出来た。 しかし、佐倉さんのほうはなくて不便に思うことはないのかな? 杏子「じゃ、行くか? まだなんも倒してないとこ?」 まどか「うん。 今のところ魔女や使い魔には会ってないよ」 貴方「鹿目さんと一緒って久しぶりだな」 まどか「そうだね。 この前ほむらちゃんとさやかちゃんが一緒だった時は、ほとんどほむらちゃんが倒したようなものだったし」 貴方「前二人いて遠くから攻撃って」 鹿目さんと一緒なのも久しぶりだが、この組み合わせも珍しい。 1佐倉さん、スマホなくて不便じゃない? 2二人がどんな話をするか聞く 3戦いの作戦について 4自由安価 下2レス 貴方「佐倉さん、スマホなくて不便じゃない?」 杏子「スマホー?別に使いたいとも思わないな」 まどか「杏子ちゃん、前にわたしがスマホ貸したときすごい戸惑ってたよね。 何回も電話切れちゃったりして」 貴方「もしかしてガラケーも使ったことない……?」 杏子「悪いかよ。 あんなちまちましたの、金かかるだけだしなきゃないで困らないだろそんなもん」 杏子「連絡取り合いたい相手もいないしな。 アンタらとのやりとりもキュゥべえの伝言で事足りる」 そうだろうか。 周りも当たり前のように持ってるし、携帯もスマホもない生活なんて考えられない。 でも、昔はみんな無いのが当たり前だったのか。 依存するよりは健全かもしれない。 貴方「佐倉さんが携帯使ったことないのって、お金かかるから……?」 杏子「それもあるし……あんまりそういうの好まなかったから。 子供は外で遊べって教わった」 まどか「なるほど、それも大事だよね。 佐倉さんは学校に行ってない。 多分これからも行かない。 社会から離れたとこにいるんだ。 『行きたい』とも本人から聞いたことないけど……。 今、俺らと一緒に隣を歩いてるのに。 こんなにも近くにいるのに、俺らとは違う? 貴方(まずいこと言ったかな) まどか「ま、まぁ、もし必要になったらその時でいいと思うよ」 杏子「じゃあいつになるかわかんないな。 そんな時こないんじゃね?」 杏子「それよりあたしたちの仕事は……そこの魔女ブッ倒すことだろ?」 まどか「あっ!ソウルジェム光ってるね。 ぼーっとしてたかも」 貴方「ああ、行くか」 魔女結界の中に足を踏み入れる。 佐倉さんと二人で前に出て、後ろに射撃手がいるのはこの前巴さんとやった時と同じだ。 鹿目さんの弓から放たれるのは単なる矢ではなく、狙った通りに曲線を描いで飛ぶこともできる魔力の矢。 狙いはばっちりだし、道中の使い魔くらいなら三人でスムーズに倒せていっていた。 まどか「あれが魔女だね……!」 杏子「さっきまでと同じようにあたしらが前に出る。 まどかは援護に回っとけ!【貴方】、行くぞ」 佐倉さんが素早く魔女目掛けて駆けていく。 途中にいたはずの使い魔なんてまるで存在しないかのように薙ぎ払い、あるいは踏みつけて足場にしつつ一瞬で伸していく。 こっちはその後に続いてるから楽だが、追っていくのも精一杯だ。 貴方(そろそろ武器にもっと力を込めようか) 刃を短剣から両手剣くらいの大きさまで変えていく。 俺が飛びかかれる位置に魔女を捉えた頃には、佐倉さんは更に大きく一歩を踏み出しその背後へと回り込んでいた。 挟み撃ちだ。 それに、少し離れた位置には鹿目さんもいる。 三人で息を合わせて攻撃すると、あっけなく倒せた。 佐倉さんに付き合ってみんなでコンビニでお菓子を買ってきてた。 小さいお茶会、というほど優雅ではないが。 まどか「今日は三人いるからすぐたおせたね」 杏子「二人だけだったらどう立ち回ってた?」 まどか「えーと……【貴方】くんが前に出てわたしが後ろにっていうのは変わらない、かな?」 貴方「あ、ああ。 それはいいと思う。 鹿目さんよく狙えてたし、俺も鹿目さんに使い魔が近づく前に守るよ」 まどか「い、いざとなったらわたしも……!」 貴方「鹿目さんがそこまでしなくていいよ。 俺がなんとかするから!」 杏子「『いざとなったら』だろ?アンタがなんとかしきれない時だってあるかもしんないんだから、対応出来ないより出来たほうがいいよ」 貴方「うーん、まあそうか……」 そういえば鹿目さんの弓ってそのまま杖としても使えるんだっけ? あんまり直接戦ってる印象はないな。 まどか「魔女との戦いは杏子ちゃんがいなかったらもっと大変だったよね」 貴方「だろうな。 もう少し戦い方も工夫しなくちゃいけないかな?」 ……改めて話すとまだまだ伸ばさなきゃいけないところはありそうだ。 1ヒミツの特訓(まどか/杏子/二人とも) 2ご飯に誘う(まどか/杏子/二人とも) 3自由安価 下2レス 杏子「ま、すぐに上達するもんでもないけど意識しとくことだね」 杏子「もしくは自主練でもしといたら?どうしてもって言うなら見てやらなくもないけど」 まどか「えっ、くれるの?ありがとう!交換こしよっか」 スナック菓子を交換し合ってる光景は仲良さそうだ。 二人もそんなに仲いいんだっけ。 それとも、佐倉さんがそういうのを好むタイプなのか。 ……ちょっと意外だけど。 杏子「なんだよ、欲しいのか? ……ほら」 貴方「あ、ありがとう」 物欲しそうに見てたつもりはないけど、二人の様子を眺めてたらもらえてしまった。 こうなったらみんなで交換すればいいか。 貴方「二人って仲いいの?」 まどか「仲いいかな?杏子ちゃんはよくお菓子くれるし、優しいよ。 戦いでももちろん頼りになるし」 杏子「まー、あたしもまどかみたいな奴は嫌いじゃないな」 認め合ってるらしい。 珍しい組み合わせだと思ってたけどそうでもないみたいだ。 お菓子を食べ終わると、夕方も少し遅い時間。 貴方「……そろそろお菓子だけじゃ足りない時間だな。 このままみんなでご飯でもどう?」 まどか「またカフェ行く?」 杏子「焼肉の気分だな」 意見が分かれた。 ……どうしよう? 佐倉さんは他人に合わせるって感じじゃないし。 でも、そもそもそんなにお金持ってたかな……。 どうしよ? 1カフェいこう 2……焼肉すっか! 3自由安価 下2レス 貴方「焼肉か。 心惹かれる響きではあるけどな……」 手持ちを確認する。 ……まああるにはあるが、激安でも普通の一食分よりは高くつくだろうから少しの間は節約かな。 貴方「……焼肉いく?いっちゃう?」 まどか「あんまりお金がかからないとこがいいね。 安くていいとこあったかな?」 杏子「心配しなくても、誘ったからには【貴方】が奢ってくれるだろ」 貴方「えっ」 二人分、いや三人分はさすがに厳しいぞ……。 杏子「冗談だよ冗談。 あたしは安くても量食えればいいや」 貴方「佐倉さんって冗談言うんだね……」 まどか「さすがに払ってもらうのは悪いよっ」 杏子「あたしも金には困ってないし。 ……綺麗な金ではないけどさ」 ああ、そういえばそうか。 そう聞いて、佐倉さんがどういう生活をしているかを改めて考えた。 貴方「佐倉さんには助けられてるし、デザート一つくらいなら奢ってもいいよ」 杏子「今の話聞いてた?金には困ってないんだって。 説教したいわけでもないんなら、気にするのなんて今更だろ」 貴方「それでも……じゃあ、俺がそうしたいからって理由で納得できないかな?」 まどか「それならわたしも出すよ!わたしも助けられてるから!」 杏子「……まあ、そこまで言うならもらってやってもいいけど」 みんなで激安の焼肉食べ放題の店に入ってった。 みんなでこういうのもたまにはいいよな。 結局、佐倉さんへのお礼のデザートは鹿目さんと一緒に出すことにした。 ……カッコつけちゃったけど節約頑張らないと。 二回目【貴方】 12日目終了 [知り合い] ・鹿目まどか・・・ギャップ ・美樹さやか・・・親友 ・志筑仁美・・・相談乗った ・暁美ほむら・・・手をつないだ ・佐倉杏子・・・生活大変そうだ ・巴マミ・・・プライベート [攻略済] 美樹さやか 暁美ほむら あれから志筑さんも幽霊疑惑のことは忘れてくれたみたいで、普通に話してるみたいだ。 昨日のドラマのことかな。 さやか「えー、まどか見てないの? おすすめだよ。 今すごく面白いとこなんだから! 仁美が見てないのはまあ……仕方ないけど」 まどか「その時間は裏番組見てたから。 面白いなら見てみようかなあ」 貴方「志筑さんって、漫画は読むけどテレビは見ないの?」 仁美「自室にはありませんし、漫画と違って隠せませんから……」 ほむら「私もテレビは見てないわよ」 さやか「んー、一人暮らしだから?」 ほむら「家にないわけじゃないのだけど……あまり見る気にならないのよね」 ほむら「習慣がない、のかしら」 趣味もないって言ってたし、娯楽に興味ないんだろうな。 勉強とか集中するならそのほうがいいんだろうか。 将来エリートになりそうな感じは今から漂ってる。 さやか「へんなの」 貴方「テレビ見ないくらいで変って言うのは……」 さやか「別にテレビ見ないことを変って言ったわけじゃないよ」 俺はぼんやりポジティブに考えてたが、美樹が感じ取ったことは違ったようだった。 貴方「ま、まあ気にしないでいいよ」 ほむら「……」 軽くフォローしておいたけど暁美さんは何も言わなかった。 それから雑談はまた話題を変えて、普通の世間話に戻っていった。 また、知らない個人宅等も無理です。 知り合いを誘うことはできます。 下2レス ……契約してみんなと知り合ってから、そこそこの日数が経った。 同じ学校の先輩や、同い年なのに想像を絶するような境遇の人がいたのも驚いたけど、一番はやっぱり魔法使いの中にクラスメイトが何人もいたことだよな。 さやか「ねえ、ところでさ。 【貴方】って好きな人いんの?」 貴方「なんだよ。 藪から棒に?」 さやか「な、なんとなくだよ。 【貴方】って周りにいっぱい女子いるじゃん。 一人くらいそういう子がいてもおかしくないんじゃないの?」 たしかに俺みたいな魔法少年は少なくて、魔法使いは女子ばかりだから、必然的に俺の周りは女子が多くなってると思う。 こんなこと、魔法使いと関係のない人に打ち明けられるようなことでもないしな。 さやか「【貴方】ってみんなとそこそこ仲いいでしょ」 貴方「そうかな。 佐倉さんには興味ないって言われちゃったけどね……」 さやか「杏子はね……。 いろいろあったし、すぐに誰とでも打ち解けるタイプではないでしょ。 『何かきっかけがあれば認めてくれるんじゃない?』」 さやか「【貴方】はみんなで集まることがほとんどなくなってからも『広く付き合ってると思うし』」 さやか「『このままみんなとじりじり好感度上がってったら、すっごいモテちゃったりしてね』」 貴方「まさか」 さやか「でも、『手っ取り早く攻略するなら分散しすぎともいえるかもね。 もっとターゲット絞った方がいいよ』。 学校が終わってから暁美さんと巴さんを誘ってみた。 これもそんなに話してるとこを見ない組み合わせだけど、どちらもベテランだし教われるとこは多いはずだ。 マミ「最初に向かうのはこっちね。 一応、ニュースに上がっていた場所だから」 貴方「今まであんまり気にしてなかったけど、毎日毎日そんなの起きてると思うと恐ろしいですね……。 その中に魔女の仕業もあるとなると」 マミ「ええ。 だから私たちの活動が必要ね。 魔女のせいで本来傷つかなくてよかった人が傷つくのは許せないわ」 ほむら「……そうね」 暁美さんは相変わらず寡黙だ。 クラスメイトと一緒に入る時よりも口数は少ない、かな。 1強さの秘訣について 2戦略について 3自由安価 下2レス 貴方「今日は戦略はどうします? 二人とも銃使いだし、俺が前に出ますか?」 マミ「一人だけ前に出るのは怖くはない?」 貴方「う、後ろに信頼できる人がついてますから!それに、前に出ないと二人で全部やっつけちゃいそうですし」 マミ「いい心がけだけど、突っ走りすぎないようにね?美樹さんとかそうなりがちだから」 貴方「あー、気を付けます……」 話を聞いただけでも目に浮かぶ。 あいつはやたらと足も速いからなあ。 足場は少ないけど、見通しはいい結界だ。 突っ走ろうにもそう突っ走れない。 マミ「今回は遠くから攻撃できる私たちのほうが有利ね」 貴方「見通しはいいから助かるけど、攻撃も移動もしづらいなあ。 この前みたいに時間を止めていくわけにもいかないし……」 マミ「魔女の前まで来たら私のリボンでつないでもいいけど、三人で繋がったまま飛び回るのはやりづらいかしらね」 言ってからあの時のことを思い出してしまった。 暁美さんのほうを見ると視線を返される。 ……暁美さんはいつもどおり冷静そうに見えるけど、どう思ってるのかな。 遠距離に攻撃できる手段……か。 現時点で俺は持ってないけど、工夫すればこの武器でもできるだろうか。 とりあえず、移動しながら力任せに攻撃してもいけないことはない。 結界を進んではっきりと魔女の姿を捉えると、巴さんがリボンを張って足場を作る。 マミ「さあ、ここまで来たら一気に決めさせてもらいましょうか」 リボンで三人分繋ぐと、まずは俺が力いっぱい武器を振るいにいった。 時間を止めた結界の中では攻撃の手ごたえがわからない。 それから暁美さんが爆弾、巴さんが砲台と仕掛けていく。 これだけ一斉に攻撃するのも、巴さんと暁美さんが揃ってるから出来る事だ。 ほむら「……ここまでやればいいでしょう。 ただ、油断はしないで」 暁美さんが時間停止を解くと同時に魔女の姿と結界が散った。 ……元の景色に戻ってやっと息をついた。 貴方「…………ああいう結界もあるんすね」 マミ「ええ、まあそうね。 結界の形は魔女によって全然違うから」 マミ「今でも驚かされることはあるし、慣れないうちは戸惑うことも多いと思う。 それにしては今日はよく動けていたと思うわ」 貴方「マジすか!よかった。 でも二人がいたからってのは大きいですよ。 結界の中だって、魔女を倒すのだって」 マミ「仲間がいるときは自分の出来ることをすればいいのよ。 出来ることはこれから増やしていけるはずよ」 ほむら「巴さんはずっと一人で戦っていたのよね。 一人で戦うのは大変だと思う?」 ほむら「あなたくらいのベテランになると、他人に譲ったり庇いながら戦うほうが手間がかかることもあるんじゃないかしら」 マミ「たしかにそういうこともないわけじゃないけど……手間よりも、気持ちは一人で戦うよりずっと楽だわ」 マミ「それに、新人の世話だってベテランの役目でしょう?いつまでも新人のままじゃないし、いつか自分が助けられる時も来ると思うわよ?」 ほむら「……なるほど。 あなたが言うと説得力があるわね」 貴方「暁美さんは一人のほうが楽?」 パトロールに行くときは大体ベテランにも一人はついてもらってるけど、昨日も今日も、サポートがなかったら苦戦してただろう戦いは多い。 巴さんはこう言ってくれるけど、実際には迷惑かけてるとこもあるかもしれないし、そう思わない人だって当然いるわけで。 マミ「いくら強くたって、全部の魔女を一人では倒せないわ。 協力し合っていきましょう」 ほむら「……ええ。 あなたの言うことは理解出来るわ」 ……話はまとまったが、結局暁美さんはその問いには答えてくれなかった。 1ヒミツの特訓 2ご飯に誘う 3自由安価 下2レス 貴方「これから特訓してくれませんか? 俺もっと強くなるから!」 ほむら「私の言葉でそう思わせたならごめんなさい。 あなたを邪魔だと言いたかったわけじゃ……」 マミ「それはそれとして意欲が高いのはいいことね。 暁美さんも、『人に教える練習』をしてもいいんじゃないかしら?」 マミ「あなたの強さは本物だし、十分教えられる立場でしょう?」 マミ「佐倉さんにも最近言ってるのよ。 自分が強くなるのと同じくらい、後輩を育てることも大切だって」 ほむら「……」 この二人から個別に教えてもらえる機会もそうそうない。 いつもみたいに戦い方を見てもらって、遠くに魔力を飛ばす武器の応用法も考えてみた。 遠距離への攻撃が出来れば戦術は増えるはずだ。 ……けど、まだ少し安定が難しいかな。 ふとキュゥべえのことが気になって、その暇そうにしてる姿にテレパシーを投げてみた。 貴方『なあ、キュゥべえってこの授業の答えとか全部わかってたりすんの?』 QB「言葉の意味や文法的な問題ならわかるよ。 話の解釈ももう決まりきっているしね」 貴方『ふーん……』 QB「僕に答えを聞きたいなら教えてあげてもいいけど」 貴方『別に。 ちょっと気になっただけ。 ちゃんと聞いてればわからないわけじゃないし』 1そういうのって巴さんに怒られない? 2せっかくならみんなに勉強教えてあげたら? 3キュゥべえっていつも何してるの? 4佐倉さんに伝言を頼む 5自由安価 下2レス 貴方『そういうのって巴さんに怒られない?』 QB「どうしてマミの名前が出てくるんだい?」 貴方『キュゥべえと一番一緒にいるのは巴さんだろ。 あとでバレた時絶対怒られると思うけど。 キュゥべえも』 QB「まあマミならそういう反応をするかもしれないね。 でも黙っていればバレることはないんじゃないのかな」 貴方『いや、バレなくても怒らせるようなことをするなよ……』 可愛い見た目してキュゥべえって意外と……。 まあいいや。 巴さんとよく一緒にいるけど考え方まで同じってわけじゃないらしい。 貴方『そういや、キュゥべえは巴さんのことどう思ってるんだ?よく家にもいて私生活覗いてたんだろ?』 貴方『魔法少女としてだけじゃなくて実は色々思ったりしてない?巴さんも綺麗なほうじゃん』 QB「人の容姿に関して僕が特別に思うところはないよ。 まあ一般的な基準と比べて悪くはないんじゃないのかい」 貴方『回りくどっ。 つまりなんとも思ってないってわけだな?あーもう、お前にこういう話を振った俺がバカだったよ』 なんともつまらないコイバナを終えた。 しかしキュゥべえって、巴さんだけじゃなくて色んな女子の家にまで上がり込んで私生活覗いたりしてるんだよな。

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コメント一覧 6• 名無しさん• 2014年08月03日 05:42• このスレを見て恋をしたくなったが、女子高に通う私は諦めて乙女ゲームを探しにゆくのであった。 羨ましいよう。 名無しさん• 2014年08月07日 20:54• なんか・・・いい話だなあ お幸せに• 名無しさん• 2014年08月09日 22:46• すん馬らしい• 名無しさん• 2014年08月09日 22:52• 6年前のだから、今26歳くらいかな~ 良い話だね~ 私も高校生の時のグループ交際7人で 矢印あっちこっちで大変だったな~と懐かしく思えたよ。 ありがとう!• 名無しさん• 2014年09月23日 23:03• 羨ましい…何はともあれお幸せに• 名無しさん• 2015年08月18日 13:15• こんな青春してぇなー.

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