竹 取 物語 品詞 分解。 竹取物語の簡単なあらすじ・かぐや姫が5人の貴公子に課した無理難題は?

『竹取物語』の原文・現代語訳23

竹 取 物語 品詞 分解

野山にまじりて竹を取り つつ、よろづのことに使ひ けり。 けり=過去の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形。 今となっては昔のことであるが、竹取の翁という者がいた。 野山に分け入って竹を取っては、それをさまざなことに使っていた。 名を ば、さかきの 造 みやつこ と なむいひ ける。 ば=強調の係助詞。 強調する意味があるが、訳す際に無視しても構わない。 なむ=強調の係助詞、結びは連体形となる。 係り結び。 ける=過去の助動詞「けり」の連体形、接続は連用形。 係助詞「なむ」を受けて連体形となっている。 係り結び。 係り結びとなる係助詞は「ぞ・なむ・や・か・こそ」とあるが、「ぞ・なむ・や・か」の結びは連体形となり、「こそ」の結びは已然形となる。 「ぞ・なむ・こそ」は強調の意味である時がほとんどで、訳す際には無視して訳す感じになる。 「さかきの造と なむいひ ける。 」 名を、さかきの 造 みやつこ と言った。 その竹の中に、もと光る竹 なむ一筋あり ける。 なむ=強調の係助詞、結びは連体形となる。 係り結び。 ける=過去の助動詞「けり」の連体形、接続は連用形。 係助詞「なむ」を受けて連体形となっている。 係り結び。 「ぞ・なむ・こそ」は強調の意味である時がほとんどで、訳す際には無視して訳す感じになる。 「もと光る竹なむ一筋ありける。 」 その竹の中に、根本の光る竹が一本あった。 あやしがりて寄りて見るに、筒の中光り たり。 たり=存続の助動詞「たり」の終止形、接続は連用形 不思議に思って近寄って見ると、筒の中が光っていた。 それを見れ ば、三寸ばかり なる人、いと うつくしうて ゐ たり。 見れ=マ行上一動詞「見る(みる)」の已然形。 なる=断定の助動詞「なり」の連体形、接続は体言・連体形 うつくしう=シク形容詞「うつくし」の連用形の音便化したもの、かわいい、いとしい、かわいらしい ゐ=ワ行上一動詞「居る(ゐる)」の連用形。 すわる。 とまる、とどまる。 たり=存続の助動詞「たり」の終止形、接続は連用形 それを見ると、三寸ぐらいの人が、たいそうかわいらしく座っていた。 翁言ふやう、「我が朝ごと夕ごとに見る竹の中に おはするにて、知り ぬ。 おはする=サ変動詞「おはす」の連体形、「あり・居り・行く・来」の尊敬語。 いらっしゃる、おられる、あおりになる。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 翁が言うことには、「私が毎朝毎晩見回っている竹の中にいらっしゃることで、分かった。 子となり 給ふ べき人 な めり。 」とて、手にうち入れて家へ持ちて 来 ぬ。 給ふ=補助動詞ハ行四段「給ふ」の終止形、尊敬語。 動作の主体であるかぐや姫を敬っている。 敬語を使った翁からの敬意。 べき=当然の助動詞「べし」の連体形、接続は終止形(ラ変なら連体形)。 ㋜推量㋑意志㋕可能㋣当然㋱命令㋢適当のおよそ六つの意味がある。 な=断定の助動詞「なり」の連体形、接続は体言・連体形。 めり=推定の助動詞「めり」の終止形、接続は終止形(ラ変なら連体形)。 視覚的なこと(見たこと)を根拠にする推定の助動詞である。 来=カ変動詞「来(く)」の連用形。 直後に接続が連用形である完了の助動詞「に」があることから連用形だと判断して「来(き)」と読む。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 我が子とおなりになるはずの人であるようだ。 」と言って、手のひらに入れて家へ持って帰って来た。 妻の 嫗 おうな にあづけて 養 やしな は す。 うつくしきこと限りなし。 いと幼けれ ば籠に入れて 養 やしな ふ。 す=使役の助動詞「す」の終止形、接続は未然形。 「す・さす・しむ」には、「使役と尊敬」の二つの意味があるが、直後に尊敬語が来ていない場合は必ず「使役」の意味である。 妻の嫗に預けて育てさせる。 かわいらしいことはこの上ない。 たいそう小さいので籠に入れて育てる。 竹取の 翁 おきな 、竹を取るに、この子を見つけてのちに竹取るに、節を隔てて よごとに金ある竹を見つくること重なり ぬ。 節 よ ごと に=節と節との間ごとに ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 竹取の翁は、竹を取る際に、この子を見つけて後に竹を取ると、節を隔てて節と節との間ごとに黄金の入っている竹を見つけることがたび重なった。 かくて 翁 やうやう豊かになりゆく。 かくて=接続詞、(話題を変えるときに、文頭において)さて、こうして、ところで。 副詞、こうして、このようにして やうやう=副詞、だんだん、しだいに こうして翁はだんだんと裕福になってゆく。 続きはこちら -.

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竹取物語の簡単なあらすじ・かぐや姫が5人の貴公子に課した無理難題は?

竹 取 物語 品詞 分解

なりまさる=ますます~となっていく。 まさる=ラ行四段動詞「増さる」の連体形、増える、強まる この子は、育てるにつれて、すくすくと大きく成長していく。 三月ばかりになるほどに、よきほど なる人になり ぬれ ば、髪上げなど さうして、髪上げ させ、 裳 も 着 す。 さうし=サ変動詞「相す」の連用形、あれこれ手配する させ=使役の助動詞「さす」の連用形、接続は未然形。 「す・さす・しむ」には、「使役と尊敬」の二つの意味があるが、直後に尊敬語が来ていない場合は必ず「使役」の意味である。 三か月ほど経つうちに、人並みの背丈である人になってしまったので、髪上げなどの儀式をあれこれと手配して、髪を結い上げさせ、裳を着せる。 ず=打消の助動詞「ず」の連用形、接続は未然形 いつき=カ行四段動詞「傅く(いつく)」の連用形、髪に仕えるように大切に育てる 几帳の中からも出さず、大切に育てる。 この児の かたち けうらなること 世になく、屋の内は暗き所なく光満ち たり。 かたち=名詞、姿、外形、顔つき けうらなる=ナリ活用の形容動詞「清らなり」の連体形、美しい 世になく=ク活用の形容詞「世になし」の連用形、この世にいない。 この上ない、またとない。 身分が低い。 たり=存続の助動詞「たり」の終止形、接続は連用形 この子の容貌の清らかで美しいことはこの世に比べるものもないほどで、家の中は暗い所もないぐらい光が満ちている。 翁、心地 あしく苦しき時も、この子を見れ ば、苦しき事も止み ぬ。 腹立たしきことも慰み けり。 あしく=シク活用の形容詞「悪し」の連用形。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 けり=過去の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形 翁は、気分が悪く苦しい時も、この子を見ると、苦しい気持ちもおさまってしまう。 腹立たしい気持ちも慰むのだった。 翁、竹取ること久しくなり ぬ。 勢い猛の者になり に けり。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 に=完了の助動詞「ぬ」の連用形、接続は連用形 けり=過去の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形 翁は、竹を取ることが長く続いた。 勢力の盛んな者になった。 この子いと大きになり ぬれ ば、名を 三室 みむろ 戸 と 斎部 いむべ の 秋田 あきた を呼びてつけ さす。 さす=使役の助動詞「さす」の終止形、接続は未然形。 「す・さす・しむ」には、「使役と尊敬」の二つの意味があるが、直後に尊敬語が来ていない場合は必ず「使役」の意味である。 この子がたいそう大きくなったので、名前を三室戸斎部の秋田を呼んで名付けさせる。 秋田、なよ竹のかぐや姫とつけ つ。 つ=完了の助動詞「つ」の終止形、接続は連用形 秋田は、なよ竹のかぐや姫と名づけた。 このほど三日 うちあげ遊ぶ。 よろづの遊びを ぞ し ける。 うちあげ=ガ行下二段動詞「うちあぐ」の連用形、宴会を開く ぞ=強調の係助詞、結びは連体形となる。 係り結び。 し=サ変動詞「す」の連用形、する ける=過去の助動詞「けり」の連体形、接続は連用形。 係助詞「ぞ」を受けて連体形となっている。 係り結び。 係り結びとなる係助詞は「ぞ・なむ・や・か・こそ」とあるが、「ぞ・なむ・や・か」の結びは連体形となり、「こそ」の結びは已然形となる。 「ぞ・なむ・こそ」は強調の意味である時がほとんどで、訳す際には無視して訳す感じになる。 「よろづの遊びをぞしける。 」 この時三日間、宴会を開いて管弦の遊びをした。 あらゆる管弦の遊びをした。 男はうけきらは ず呼び集つどへて、いと かしこく遊ぶ。 ず=打消の助動詞「ず」の連用形、接続は未然形 かしこく=ク活用の形容詞「畏し/賢し(かしこし)」の連用形。 連用形だと「たいそう、非常に」の意味。 その他の意味として、恐れ多い、尊い。 もったいない、かたじけない。 賢い、優れている。 男はだれかれかまわず呼び集めて、たいそう盛大に管弦の遊びをする。 世界の男、 あてなるもいやしきも、 いかでこのかぐや姫を得 てしかな、見 てしかなと、 音に聞き めでて惑ふ。 あてなる=ナリ活用の形容動詞「貴なり(あてなり)」の連体形、身分が高い、高貴である。 上品だ、優雅だ。 いかで=副詞、願望を表す、なんとかして、どうにかして てしかな=願望の終助詞、~たいなあ 音に聞く=うわさに聞く。 有名である。 めで=ダ行下二段動詞「めづ」の連用形、愛する、心惹かれる。 褒める、賞賛する 世の中の男は、身分が高い者も低い者も、どうにかしてこのかぐや姫を妻にしたいものだ、見たいものだと、うわさに聞き、心惹かれて思いが乱れる。 ひとつ前はこちら 原文・現代語訳のみはこちら -.

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竹取物語[かぐや姫](原文・現代語訳:全巻)

竹 取 物語 品詞 分解

スポンサーリンク 『竹取物語』は平安時代(9~10世紀頃)に成立したと推定されている日本最古の物語文学であり、子ども向けの童話である 『かぐや姫』の原型となっている古典でもあります。 『竹取物語』は、 『竹取翁の物語』や 『かぐや姫の物語』と呼ばれることもあります。 『竹取物語』は作者不詳であり成立年代も不明です。 しかし、10世紀の『大和物語』『うつほ物語』『源氏物語』、11世紀の『栄花物語』『狭衣物語』などに『竹取物語』への言及が見られることから、10世紀頃までには既に物語が作られていたと考えられます。 このウェブページでは、『今は昔、竹取の翁といふ者ありけり~』の部分の原文・現代語訳(意訳)を記しています。 参考文献 『竹取物語(全)』(角川ソフィア文庫・ビギナーズクラシック),室伏信助『新装・竹取物語』(角川ソフィア文庫),阪倉篤義 『竹取物語』(岩波文庫) [古文・原文] 今は昔、竹取の翁 おきな といふ者有りけり。 野山にまじりて、竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。 名をば讃岐造 さぬきのみやっこ となむ言ひける。 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。 あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。 それを見れば、三寸ばかりなる人、いと美しうて居たり。 翁言ふやう、『われ朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて知りぬ。 子になり給ふべき人なめり』とて、手にうち入れて家へ持ちて来ぬ。 妻 め の嫗 おうな)に預けて養はす。 美しきことかぎりなし。 いと幼ければ籠(こ)に入れて養ふ。 [現代語訳] 今ではもう昔のお話ですが、竹取の翁と呼ばれるお爺さんがいました。 野山に入って竹を取りながら、色々な事に竹を使っていました。 名前を讃岐造と言います。 その竹林の中に、根元が光っている竹が一本ありました。 不思議に思って近寄ってみると、竹の筒の中が光っています。 それを見ると、わずか三寸(9センチ)ほどの美しい人が中で座っていました。 お爺さんが言うには、『わしが毎朝毎晩見ている竹の中にいらっしゃるので分かった。 わしの子どもになるべき人なのだろう。 』ということで、手のひらの中に入れて家へ連れて帰った。 妻であるお婆さんに預けて育てさせることにしました。 この上ない美しさを持った子どもです。 とても小さいので、籠に入れて育てることにしました。 スポンサーリンク [古文・原文] 竹取の翁、竹を取るに、この子を見つけて後に、竹取るに、節を隔てて、よごとに、黄金(こがね)ある竹を見つくること重なりぬ。 かくて翁やうやう豊かになりゆく。 この児(ちご)養ふほどに、すくすくと大きになりまさる。 三月(みつき)ばかりになるほどに、よきほどなる人になりぬれば、髪上げなどさうして、髪上げさせ、裳(も)着す。 帳の内よりも出ださず(いださず)、いつき養ふ。 この児のかたちのけうらなること世になく、屋(や)の内は暗き所なく光満ちたり。 翁、心地あしく苦しき時も、この子を見れば、苦しきこともやみぬ。 腹立たしきことも慰みけり。 翁、竹を取ること久しくなりぬ。 勢ひ猛(もう)の者になりけり。 この子いと大きに成りぬれば、名を三室戸斎部(みむろといんべ)の秋田を呼びてつけさす。 秋田、なよ竹のかぐや姫と付けつ。 このほど三日うちあげ遊ぶ。 よろづの遊びをぞしける。 男はうけきらはず呼び集へて(つどえて)、いとかしこく遊ぶ。 [現代語訳] 竹取のお爺さんが竹を取る時に、この子を見つけてから後は、竹の節と節の間ごとに黄金の詰まっている竹を見つけることが続きました。 そうして、お爺さんは次第に富裕(お金持ち)になっていったのです。 この子は育てているうちに、すくすくと大きく成長していきました。 三ヶ月くらい経つと、人並みの背丈がある立派な人になったので、髪を結い上げる成人の儀式をして裳を着せました。 部屋の几帳の中から外にも出さず、(箱入り娘のようにして)大切に育てていました。 この子の容貌の美しさは世に比肩するものがなく、家の中には暗い所がないほどに光が満ちています。 お爺さんは気分が悪くて苦しい時でも、この子を見ると、苦しさが消えました。 腹立たしいことがあっても自然に慰められるのです。 お爺さんは黄金の詰まった竹を取るということが長く続きました。 その結果、勢いのある富豪になりました。 この子はとても大きく成長したので、三室戸斎部の秋田という名士を呼んで名前を付けて貰いました。 秋田は『なよ竹のかぐや姫』と名付けました。 この後の三日間は、打ち上げをしてお酒を飲んで楽しみました。 詩歌・舞など色々な遊びもしました。 男という男を誰彼構わずに呼び集めては、とても盛大な祝宴を催したのです。

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