すみ っ コ ぐらし とびだす 絵本 と ひみつ の コ。 映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』感想(ネタバレ)…考察とかいらないんです : シネマンドレイク:映画感想&レビュー

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ : 作品情報

すみ っ コ ぐらし とびだす 絵本 と ひみつ の コ

いい映画と話題だったのは知っていたんですが、さすがに小さな子供と一緒じゃないとおじさん一人では映画館には入りづらいので(でも『空の青さを知る人よ』はティーンエージャーに交じって入場しましたが…)VODで観られるようになって改めて鑑賞。 いいですね~ここのところ殺伐とした暗い世情ではこんな映画をほっこり観て心の洗濯をしたいですね。 ナレーション、イノッチと本上まなみさんだったんですね。 イノッチ、最近は『かんぽ問題』で疲れて、寝ても疲れが取れないらしいのでこの映画を再度観なおして癒されてください。 本上さんは最近観た『そらのレストラン』でもとっても良かったので、こちらも癒し系路線を突き進んでいただきたいです。 エンディングの知世ちゃんの主題歌、天国に一番近い島あたりからの歌声に癒されます。 私事ですが最近娘の幼稚園時代の先生とばったり会う機会があり、あんなころの無邪気なわが娘と観られたら、なんてつくづく思ってしまいました。 小学生以下のお子さんをお持ちの親御さんたち、Stay Homeのこの時期、是非ともご家族でご覧くださいませ。 キャラクターや存在は知ってたが、映画化され密かにヒットしロングランにもなって気にはなって話題にもなっていたので鑑賞! すみっコが好きな… 猫。 シロクマ。 ペンギン。 とんかつ。 えびふらいのしっぽ。 とかげ。 ざっそう。 たぴおか。 ほこり。 にせかたつむり。 おばけ。 まめますたー。 ストーリーは絵本の中に迷い込み迷子のひよこの仲間を見つけようとマッチ売りの少女、桃太郎。 人魚姫といった話の中に迷い込みながらも、相手を思いやる優しいすみっコが好きなキャラクター達が織り成す不思議な魅力にいつしか!見終わった後は大人になって荒んだ心が流されて角が無く取れつるつるの丸い小石のようにぴかぴかに磨かれ癒され憑き物が落ちたようなた様な優しい気持ちにさせられた。 タイトルやキャラクターのすみっコが好きという設定。 思い返せば自分も幼い時は家のすみっコが何故だか妙に落ち着き好きだったなーと幼少期を思い起こさせてくれた作品であった。 すみっこぐらしの劇場版。 キャラクターの映画って正直気乗りしなかった。 おじさんにしたら、すみっこぐらしの世界観にまず慣れるところから始まる。 動物だけでじゃなくて、トンカツやエビフライ、タピオカなんかもいるところが妙なところ。 そんな彼らが絵本の中に入り込んでしまうというお話。 キャラクターが誰も声を発しないでナレーターが説明していくのは妙な感じ。 でも、世界観を崩さないためにはこっちの方がいいのかも。 そしてお話。 意外と冷静に観ていたが、最後は意外といい話で驚いた。 いや、別に泣いたりはしなかったが、若干感動したことも事実。 子どもが観たら感動してくれるんじゃないか。 そういう意味で正しい子ども向けアニメだ。 ただ、個人的には公開時に劇場で観なくてよかったとは思う。 これまで羨ましかった「友達いっぱいの人気者」も、きょうび外出自粛となりゃあ家でひとりぼっちなわけで。 まぁ、ぶっちゃけ「ザマァ!」というか、「ひとり自営業になった頃にオレが持て余した寂しさを、ついに皆も味わう時が来たのだ!わはははは!!」って、思わなくもないよね。 でも、それでもやっぱ人気者たちは、巣ごもりしながらでも「オンライン飲み会」やら、「ツイートのバトン」やら、速攻でつながっていくもんなんだね・・・。 「ZOOM」とかいうオンライン会議アプリ。 これは今後必須のインフラになるんだろうなって、早速ダウンロードしては設定なんかいじったりしてみるけれど、その途中にふと、「あ、でもオレ、オンライン飲み会とかする相手いないや。 」って気がついちゃったりもして。 このコロナ禍は、安全とか経済だけでなく、「コミュニケーションの在り方」も変えていくのかなと思う。 学校や職場やサークルで、「顔を合わせれば仲良く話す相手」はいる。 でもそれが、お互い巣ごもりした後に、「ZOOMやSNSを駆使してまで話す用事がある相手」か?って言ったらそうでもない間柄。 今まで意識しなかったスキマによって離れていく人間関係が、誰しもきっと、多かれ少なかれあるんだろうな。 チームすみっコは、ぼっちすみっコの仲間を探すべく、絵本の世界を奔走するんだけど、なかなか仲間は見つからない。 ぼっちすみっコは、いったいナニモノで、どうしてぼっちなのか? ぼっちすみっコは、チームすみっコの仲間にはなれないのか? そもそもぼっちすみっコは、ほんとうにぼっちなのか? いろいろ考えさせられるところもある映画。 前評判がやたらと良かったので、ハードル上げすぎには要注意だけれど、 なんか最近心がササクレてんなって人には、良いデトックスになるかもしれないです。 この映画を観るあなたは、すみっコですか?真ん中っコですか? ネタバレ! クリックして本文を読む アマプラで見ました。 すみっコぐらしは「そういうぬいぐるみが売ってるなー」くらいの認知レベルでした。 でも、ツイッターとかで評判が良かったので見てみる事に。 いや~、泣かされました。 ひよこちゃんとかすみっコの気持ちが分かり過ぎて。 キャラがほぼ無表情、声なしというのがいいですね。 その分キャラの気持ちをこっちが補足しやすいというか、「こういう事考えてるんだろうなー」というのを想像してしまうというか。 静かに映画に集中できます。 そしてエンドロールですよ。 エンドロールが完璧でした。 絵本に絵を描き足したけど、それからどうなった?というのをしっかり描いてくれています。 そしてひよこの友達として、自分達に似せたひよこを描いたってのが最高でした。 さらに、絵本の住民たちとも仲良くやっているという描写が、ひよこが本の世界の仲間になれたというのを感じる事ができて本当に良かった! 心が優しくなれる映画でした。 よ、よかった…。 昨年何度か高評価なコメントを見かけたので、動画配信サービスにて視聴。 何の予備知識もなく見たので、まずもってすみっコたちの設定にびっくり。 笑 白くま、ねこ、トカゲ(実は恐竜)になめくじ、雑草、ほこりにとんかつの端っこ、エビフライのしっぽにタピオカ、そしてオバケなどが共生している世界…!! しかも彼らの共通項はすみっこが好きという設定。 そしてほんわか優しい世界かと思いきや、いきなりすみっコメンバーのひとり(?)が喫茶店で仲間のなめくじに塩をかけようとしたり、可愛いだけじゃなく自虐やブラックユーモアも交えてくるあたりシュールで面白い。 笑 あらすじはすみっコたちが絵本の中に迷い込んで、様々な世界の童話を追体験しながら、本の中で出会ったひとりぼっちのひよこのおうち(居場所)を探す、というもの。 ラストは正直泣いた…! 言葉をあまり発しなくても、作画面で表情が変わらなくてもすみっコやひよこたちの気持ちが痛いほど伝わってきて、そしてひよこやすみっコたちのつぶらな瞳、そこからこぼれ落ちる涙にこっちも思わず涙せずにはいられなかった。 加えて、この1時間ちょっとの作品の中でちゃんと積み上げたひよことすみっコたちの絆、絵本に出てくる動物たちとの絆がとても感じられる温かいラストがとても胸熱だった。 ゆるく可愛いキャラクターものとしてストーリーはさほど期待してなかったのもあるんだけど、思いがけず良かったぞ…。 可愛い癒しキャラが出てくるアニメ。 壁のすみっコが好きなキャラや食べ物としてのすみっコ的役割キャラなど色々なすみっコキャラが沢山です。 終始ほのぼの。 物語はと言うと、、コーヒー喫茶に来たお客さん達が店員がいない間に地下室に行き、不思議なとびだす絵本「世界のおはなし」を見つけ絵本の中に吸い込まれてしまう話。 吸い込まれると絵本の中の住人になってしまうらしい。 絵本の中では「桃太郎」「マッチ売りの少女」「人魚姫」「赤ずきん」「アラジンと魔法のランプ」「みにくいアヒルの子」を改編した内容が。 いくらほのぼのでも「話が繋がってないなぁ」と思う所あり。 自分探し=まいご?よく分からないww また、色々に作品が交互展開するものだから、少しは落ち着いた展開にして貰いたかった感はある。 小さな子供が「このキャラ可愛い💕」と言って観る映画です。 ストーリーどうのこうのよりも。 大人が泣く理由は「ぼっち」「日の目を見ない」「1人じゃない」「仲間意識」かしら。 世知辛い世の中だからって意味合いも込めて泣くのは判るんだけどね。 癒し系アニメだし。 おっさんは泣く事は無かったです。 手書きのまるっこいフォルムとエビフライのしっぽやとんかつの端キレとか本来キャラクターになりそうもない存在を織り込んで「食べて欲しい」は自虐的、実にシュールなアニメーション。 お話は「ジュマンジ」のような魔法の本に飛び込む冒険譚なのだが誰でも知ってる童話のコラージュだからとっつきやすい。 しかしながら内容はつまみぐいでギャグ漫画、鬼が島の鬼がやさしくてまるで「森のくまさん」、鬼が「おにぎり」を振る舞ってくれるのは単なる語呂あわせなんだろうが馬鹿馬鹿しさがちょうどいい。 みんな仲良く、違っていても認め合い助け合う大切さ、多様性を肯定した世界観は気恥ずかしながらお見事です。 変にセリフをつけなかった演出も想像力を養えて巧みです。 以上、大昔の子供の感想ですが今の子はスマホやハイテクゲーム世代なので絵本の馴染みがあるのか分かりません、だとするとちょっと淋しいですね・・。 『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』鑑賞。 *声の出演* 井ノ原快彦 本上まなみ *感想* 「すみっコぐらし」は元々知ってますが、キャラクターの名前は知りません。 知らない方でも最初にすみっコ達の紹介がされるので大丈夫です! ネットで評価が高かったのでAmazonプライムで見ましたが、めちゃめちゃ泣けました。

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映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」、ほのぼの癒し系の皮を被った逆詐欺映画だと評判に

すみ っ コ ぐらし とびだす 絵本 と ひみつ の コ

『すみっコぐらし』感想(ネタバレなし) すみっコぐらし旋風は映画にも!学校の席替えは政治における「解散総選挙」に匹敵する子どもたちにとっての一大イベント。 学校で過ごす時間の大半をその「席」に固定されてしまうので、どんな席になるかで学校人生の感触が変わってしまうといっても過言ではない(たぶん)。 そして、私は 「端っこの席」が好きでした。 とくの後ろの片隅。 この 最も人に囲まれない場所が落ち着くのだ、と。 そういう人は一定数いるでしょう。 そんな私が 「すみっコぐらし」を好きになるのは必然というものです。 はい、そのとおり、私は「すみっコぐらし」が好きで、どれくらい前から好きだったのかは定かではないのですが、そのキャラクターたちの存在を知ったその日からお気に入りでした。 今では私の家を見渡せば「すみっコぐらし」のなにかしらのグッズを見つけることは容易いです。 私が唯一購入したLINEスタンプも「すみっコぐらし」ですからね。 あ、「すみっコぐらし」を知っている前提で書いてしまいましたが、まずこのキャラクターを紹介しないとダメでしたね。 この「すみっコぐらし」は 「サンエックス」という日本の会社が生み出したキャラクターです。 「サンエックス」は昔から愛されるキャラを創造してきた歴史があります。 これは今の若者は知らないでしょうし、知っている人は「懐かしい~!」と過去の記憶が湧くキャラだと思いますが、1987年に 「ピニームー」という茶色いクマのキャラがいました。 次に爆発的にヒットしたのは1998年の 「たれぱんだ」でしょう。 2001年には 「アフロ犬」が登場し、続いてのスマッシュヒットが2003年の 「リラックマ」です。 いや~、もう16年以上前の話なのか…。 その後、2005年の 「まめゴマ」などキャラクターはどんどん新規創造されていましたが、しばらく「リラックマ」の覇権が続行。 そしてその盤石だと思われた「リラックマ」の天下をひっくり返したのがこの 2012年に登場した「すみっコぐらし」です。 その勢いは凄まじくあれよあれよというまに「サンエックス」の看板キャラとして、さまざまな商品化がされ、今では他社とのコラボも連発する、 名実ともに大人気キャラに。 「サンエックス」の枠関係なしに、新興の日本産キャラの中では現状は最も勢力を広げた存在かもしれません。 なんでこんなに人気なのかと考えてみると、見た目が可愛いのはもちろんのこと、 「ネガティブなことをささやかにポジティブに捉える」という 自虐的日本人精神の琴線に触れたからなんじゃないかなと私は思います。 「すみっコぐらし」のキャラはいっぱいいるのですが、 全員が何かしらの「すみっコ」的属性を持っています。 例えば、人見知りで本来の住処である北極から逃げてきたらしい 「しろくま」、とんかつを切った際の一番端の脂身が多くて嫌われがちな部分である 「とんかつ」、気が弱く極度に恥ずかしがり屋な 「ねこ」、恐竜だけどトカゲのふりをしている 「とかげ」、ペンギンじゃないかもしれない 「ぺんぎん?」など。 みんなが自信を持ってアイデンティティを誇れる状態にはいない。 そんなすみっコなキャラたちになんとなく共感できる人が多いのかな。 つまり完全に キャラ設定の勝利ですね。 そんな「すみっコぐらし」が 2019年にアニメ映画化されました。 短編やテレビシリーズのアニメにもなっていないのに、いきなりの映画化にびっくりしましたが、それだけ勢いがあるということなのか。 まあ、「サンエックス」は最近も 『リラックマとカオルさん』というアニメシリーズを展開したりしていますし、映像媒体に手を広げるビジネス戦略があるのかもですけど。 そして公開された本作 『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』。 ところが これが予想外の話題になり、結果、14億円以上の興収を記録。 「すみっコぐらし」自体にそれだけの人気があったのか。 ただ、SNSを見ていると それまで「すみっコぐらし」にそれほど親しんでいなかった人が極端な絶賛をしている例が散見され、映画で初めてハマった人が多いのかなという印象も。 ただ、中には褒めてはいるものの明らかに世界観にそぐわない紹介をしている人もいて、すごく世界観を会社もファンも大事にしているコンテンツなだけに、やや残念な気持ちにもなりましたが…(ネタにして面白がるならまだしも、過剰な大言壮語は釣り広告と変わらないのでやりすぎは厳禁ではないかな)。 ともあれファンが増えるなら良かったです。 映画を持ち上げに持ち上げて称賛した人もちゃんとグッズも買ってほしいな…。 むしろグッズがメインのコンテンツですからね。 『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は既存ファンを裏切らないし、新規ファンを獲得する…まさに キャラ映画としては間違いなく大成功であり、また「すみっコぐらし」が覇権を強固にしちゃったなという感じでしょうか。 私はあまり「泣ける!」「予想外の結末!」を連呼する宣伝が好きじゃないので、そういう紹介はしません。 「しろくま」はとても寒がりで人見知り。 温かい場所を求めて 「ふろしき」と一緒に北から逃げてきました。 「ねこ」は恥ずかしがり屋さん。 そんな「ねこ」をいつも励ましてあげるのが 「ざっそう」。 いつかお花屋さんで素敵なブーケにしてもらうのが夢。 「とんかつ」はとんかつの端っこの部分。 おにく1%、しぼう99%。 脂っぽいから残されました。 だから同じ残り物の 「えびふらいのしっぽ」ととても仲良し。 夢はいつか誰かに食べてもらうこと。 残り物といえば 「たぴおか」たちも。 読書と音楽好きの 「ぺんぎん?」は自分がペンギンかどうか自信がなくて自分探し中。 昔は頭にお皿があったような気もしたり。 「ほこり」はいつも能天気。 「とかげ」は本当は恐竜の生き残り。 でもそれが知られると捕まっちゃうからトカゲのふりをしています。 「にせつむり」は実はナメクジ。 カタツムリに憧れて殻をかぶっています。 偽物の仲間同士仲良しです。 やっぱり ここがおちつくんです。 「ごはんたべにいく?」 「さんせーい」 ガチャーン、ウィーン…(アームで運ばれる「ぺんぎん?」) 喫茶すみっコ。 マスターのコーヒー、このよでいちばんうまい。 「まめマスター」とアルバイトの 「おばけ」が働いています。 「ほこり」たちを追いかける掃除好きの「おばけ」。 なにやら不気味な地下の扉を発見。 階段を降りていくと(飛んでるけど)、そこは本がいっぱいの部屋。 そこで 光る本を見つけます。 「ごちゅうもんは?」 「ホットケーキ」「カレーライス」「サンドイッチ」「ナポリタン」「オムライス」「きゅうりましましで」 ところが下の方から何か物音が。 ガチャーン、ウィーン…(アームで運ばれる「ぺんぎん?」) みんなで地下室へやってくると、不思議な本を発見。 「えびふらいのしっぽ」がそれを開いてみると…。 昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました(「とんかつ」と「しろくま」)。 おじいさんは山へ芝刈りにいきました(しっぽ探し)。 おばあさんは川へ洗濯にいきました(強制)。 どんぶらこ。 川から大きな桃が流れてきました。 おばあさんは桃をおうちに持って帰りました(巨大桃と溺死ギリギリの格闘)。 桃を切ってみると中から元気な桃太郎が生まれました。 桃太郎は悪い鬼を退治しに鬼ヶ島に出かけました(有無を言わせない)。 いぬ、さる、きじをお供にして…。 ひよこ? ひよこ…。 そして「ひよこ?」の物語は…。 「すみっコぐらし」誕生譚でもある 『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は「すみっコぐらし」の世界観を壊さずに映像化しており、とても正統派なつくり。 これならずっと好きでいてくれたファンも納得な出来です。 その一見するとネガティブになりうる要素をささやかにポジティブにする。 そんな優しさが本作にも詰まっています。 まず既存のキャラクターたちは絵本の世界に迷い込むことで 「主人公」になります。 そういう楽しみ方を提供してくれます。 一方でこの絵本の世界で出会った「ひよこ?」。 この子は終盤で 「みにくいアヒルの子」のあのキャラではないかと思わせる流れになっていきます。 そういえば私が小さい頃に好きだった絵本、「みにくいアヒルの子」だったなぁ…。 だから物語もありません。 この二段オチはものすごく「すみっコぐらし」っぽいですね。 まあ、あれです、ドラマ『ウエストワールド』と同じですよ(え?)。 そしてそれはまさに「すみっコぐらし」というキャラクターが誕生したいきさつと同じです。 この「すみっコぐらし」も原作者の 何気ないイタズラ書き的な絵から始まりました。 だから「ひよこ?」はそのまま「すみっコぐらし」に重なります。 つまり本作はほんわかした感動ストーリーでありつつ、裏では シンプルなメタ構造を持つ「すみっコぐらし」誕生譚を描いている作品です。 こうやって「すみっコぐらし」は誕生したのですよ…という。 短い物語にここまで詰め込んであれば、それはもうパーフェクトじゃないかなと思います。 「すみっコぐらし」の制作秘話を知っていると本作のオチもすでに序盤から見え見えなのですが、それでも心に残る温かさがある。 どんな「絵」も愛されれば「キャラクター」になるのです。 アニメーションでもっと見たいファンとしてこれだけの作品愛が凝縮されていれば満点なのですが、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』にあえて注文をつけたい部分もなくはない。 とくに ナレーションの多用。 本作は「すみっコぐらし」らしさを維持するためにキャラクターに声を付けるのをやめるという企画時点の前提があり、それは大正解です(声がついたらファンも不満たらたらだったろうな…)。 でもその代わり、ナレーションを挿入しています。 せめて冒頭のキャラ紹介と絵本の物語ナレーションだけにとどめることはできなかったものか。 ただこれ、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』だけではない邦画全体によくある問題なのですけどね。 ナレーションによる過剰の説明。 もちろん本作は子どもにも見られるように考えてのことだからしょうがないとも言えますけど、でも海外の作品なんかは 知育作品や子ども向け作品ですらもナレーションなしであることが多いです。 その代わり、 徹底してアニメーションで魅せるということにこだわりまくっています。 結果、子ども向けとは言え、アニメーションの芸術としても申し分ないクオリティだったりするわけで…。 『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』もそれだけの潜在的可能性があったと思うのです。 ちょこっと文字が浮かび上がるのはオリジナルコンテンツにある要素なので良いとして、あとはひたすらにキャラの動きのアニメーションだけで物語る。 それもできただろうし、それを見たかったな、と。 これはもったいないかな。 邦画はもっとアニメーションの力を信じてもいいのじゃないかなと思います。 それができるようになれば海外でも芸術的な観点で評価されるようになるのに…。 『羅小黒戦記』とか絵の力でグイグイ魅せる作品を見ちゃうと余計に思うところ。

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映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』感想(ネタバレ)…考察とかいらないんです : シネマンドレイク:映画感想&レビュー

すみ っ コ ぐらし とびだす 絵本 と ひみつ の コ

解説 「日本キャラクター大賞 2019」でグランプリを受賞したサンエックス株式会社の大人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場版アニメーション。 すみっコを好む個性的なキャラクターたちが、不思議な絵本の中で繰り広げる大冒険を描く。 ある日の午後、お気に入りの喫茶店「喫茶すみっコ」を訪れたすみっコたちが注文した料理を待っていると、地下室から謎の物音が聞こえてくる。 音の正体を確かめに行ったすみっコたちは、そこで1冊の飛び出す絵本を発見する。 絵本はボロボロでページの大事なところがなくなっており、桃太郎のお話のページには背景があるだけでおじいさんもおばあさんもいない。 すると突然、大きな影が現れ、えびふらいのしっぽが絵本の中に吸い込まれてしまう。 「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」のまんきゅうがメガホンをとり、「銀河銭湯パンタくん」の角田貴志が脚本、「がんばれ!ルルロロ」のファンワークスがアニメーション制作を担当。 すみっコたちのキャラ設定がまず面白い。 みんなどこかはみ出しものというか、社会の真ん中では生きづらさを感じるようなキャラ設定ばかりで、そんなキャラたちが寄せ集まって隅っこでひっそりと、まったりと生きている。 上昇志向に疲れた人や、社会の中で生きづらさや孤立感を感じたことのある人にはグッと来る。 映画の物語は、絵本という虚構の中にすみっコたちが入ってしまい、そこでどこの物語出身かわからないひよこと出会い、ひよこの居場所を見つけるためにすみっコたちがいろんな絵本の世界を旅するというもの。 世間の真ん中に居場所のないすみっコたちが居場所がわからないひよこのために頑張る姿にほっこりする。 社会の包摂性に関する寓話と捉えてもいいだろう。 オチのつけ方も素晴らしいし、セリフなしで表現する脚本と映像の力が見事。 ドラえもんやクレヨンしんちゃんやアンパンマン、プリキュアなど素晴らしい子ども向け映画はたくさんあるが、これもその仲間入りを果たすかも知れない。 リラックマを生んだサンエックスによる人気キャラを映画化。 全く知らなかったが、昨秋サプライズ口コミヒットとなり、どんなものか見てみた。 しろくま、ねこ、とかげ、ぺんぎん?、…生き物だけではなく、 とんかつ の脂身 、えびふらいのしっぽ、たぴおかなど食べ物まで。 そんなユニークでキュートなキャラたちによるほのぼの物語。 キャラの発想は喫茶店などで隅っこに座る日本人を反映。 他にも、自分探し、人見知り、恥ずかしがり屋、食べ残し、独りぼっち…。 共感するキャラも居るのでは? さてさて、この映画の物語は… 喫茶店の地下室で、一冊の絵本を見付けたすみっコたち。 すみっコたちは元の世界に戻ると同時に、ひよこ?の家を探す大冒険をする。 ひよこ?は果たして何者か? 何処から来たのか? その正体はなかなか悲しく、すみっコならぬ現代っコ。 そんなひよこ?とすみっコたちのほんのひと時の交流。 確かにちょっとウルッときたし、心温かく癒された。 すみっコたちの台詞は無く、V6井ノ原と本上まなみのナレーション、原田知世の主題歌も優しい。 でも惜しむらくは、物語性。 メッセージ性や童話と絡め、あるように見えて無い。 もっと巧みな内容だったら…。 大人こそ響き、大人も泣けるとの評判だったが…。 やはり子供が喜びそうなキャラありき。 キャラや雰囲気に癒されるが、もし疲れてる時に見ていたら、このほのぼの世界に誘われ、心地よく夢の中へ…。 あくまで薄汚れた私奴ことひねくれっコの意見です。 ネタバレ! クリックして本文を読む レビューも見ず、ノリ的な雰囲気で鑑賞しました。 正直、子供向けで絵本の中に入っちゃった、大変! みたいな感じで終わると思っていました。 最初は予想通り、ひよこ、という新しいキャラクターも加わり絵本の世界に入っちゃったという世界でした。 はっきりいってもう子供のピュアな心はなくなっているようで、展開がめちゃくちゃだなあという印象でした。 ですがだんだん、絵本の中だから全て繋がっているという意味を込めての全員集合。 はっきりいってひよこのいた世界探しはしているように見えなかったのですが唯一今回の注目キャラクター、ぺんぎん? は探していましたね! そして、私は中盤辺りから思っていた「みにくいアヒルの子」のオチ。 私はそうかなと思っていたのでてっきりこれで終わりだと思っていました。 絶対に。 ここで終わった気持ちでした。 私は涙腺が弱いのでここでお別れのシーンではうるっと来ました。 しかし涙は流れず雰囲気でのお涙シーンのような感じでした。 しかし、思いもよらぬ展開に、まだ終わりではありませんでした!! ひよこの「仲間じゃなかった……」らへんで、少しづつ あれ?感動しちゃう系? と思っていました。 もちろん子供向けの映画ですのでハッピーエンドだろうと、どんな展開なのか、とワクワクしながら見ていました。 しかし、え、行けないの……? おばけがお花を落とすシーンでは私はまだ全然気づけませんでした。 そんな設定があるなんて……、 もうここからは私の涙腺はゆるゆるでしたね。 雰囲気でのお涙シーンではなく私の中ではがっつり感情移入型の号泣。 仲間宣言はしたとはいえ、別れというのはバットエンド。 辛すぎました。 赤鬼達まで出てきたらもう泣いちゃいますよ、 今回は私にとって結構上位に入るほどの号泣っぷりでした。 最後のエンドロールででてくるひよこ達にも泣いちゃうのは本当にこの映画は私と相性が良かったです。 ですが私が思うにこの映画を感動したいという気持ちで挑むとそこまで感動しないとおもいます。 私はノリ的な雰囲気で鑑賞したので意外な展開すぎて感情移入してしまいましたが、感動映画としてみようとすると感情移入できなかった気がします。 予告から感動要素はなさそうなのはその為かもしれません。 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved. 「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」 C 2018 Danger House Holding Co. , LLC. All rights reserved. 「ANNA アナ」 C 2019 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED. 「ハリエット」 C 2019 Focus Features LLC.

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