アスクル 売上。 アスクル 20年5月期/売上4000億円突破/BtoBはコロナで35億円の減収

通販業界の現状、動向、ランキングなど

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アスクル(株)が4日発表した18年5月期連結決算は、売上高が前期比7.3%増の3604億4500万円、営業利益が同52.7%減の41億9200万円、純利益が同362.5%増の46億9300万円となった。 「LOHACO」の配送費増加などで営業利益は減少 17年2月の火災により低下していた「LOHACO」のサービスレベルは、同年9月に「ASKUL ValueCenter日高(AVC日高)が全面稼働を開始したことによりほぼ回復。 売上高は過去最高額を更新した。 一方、営業利益については、「AVC日高」が稼働直後で物流倉庫内の体制が整っていないこと、物流変動費が一時的に増加したこと、「AVC関西」稼働前に地代家賃などの負担があったことなどにより、減益となった。 nextpage! eコマース事業は、BtoB・BtoCともに好調で、同6.8%増の3533億1600万円を計上。 営業利益は「LOHACO」の配送費増加や、物流センター内で働くロボットの生産性を高めるための研究施設を設けるなどの先行投資を行ったことにより、59.5%減の37億9700万円となった。 「LOHACO」の広告収入も増加 BtoB事業では、インターネットのSEO施策や会員登録の仕組みを変更するなどの施策により、新規ユーザー数が飛躍的に増加。 売上高は前期比3.7%増の3026億200万円となった。 BtoC事業では、ペット・ガーデニング用品を専門に扱う(株)チャームを17年7月に子会社化したことにより売上が大幅に増加し、BtoC事業全体では30%増の507億1400万円を計上。 Yahoo!プレミアム会員に向けたポイント施策などが新規顧客の獲得につながった。 マーケットプレイスの流通額の大幅伸長に伴う手数料収入や「LOHACO」サイト内広告収入も、順調に増加している。 ロジスティクス事業では、子会社の(株)エコ配の収益改善に努め、売上高は同59.9%増の70億4000万円、営業利益は9億9700万円(前期は4億6900万円の損失)と黒字転換を達成した。

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2004年4月27日上場 本社所在地 135-0061 三丁目2番3号 設立 (38年) (プラス工業株式会社) 事業内容 オフィス向け用品などの通信販売 代表者 ( ) 資本金 211億8,900万円(2019年5月20日現在) 発行済株式総数 5,525万9千株(2016年5月20日現在) 売上高 連結:4,003億7,600万円 (2020年5月期) 営業利益 連結:88億2,100万円 (2020年5月期) 純利益 連結:56億5,200万円 (2020年5月期) 純資産 連結:528億2,500万円 (2020年5月期) 総資産 連結:1,741億1,400万円 (2020年5月20日現在) 従業員数 連結:3,477人 単独:798人 (2019年5月20日現在) 決算期 毎年5月20日 主要株主 (現:)45. のであるが 、かつては事務機器メーカーの子会社であり、同社のはプラスの製品が多い。 概要 [ ]• 社名の由来は翌日配達、すなわち「明日来る」から転じてアスクルになった。 翌日配達が可能なのは、大都市の近く全国7箇所に大規模な物流センターを構えているからである。 一見すると、メーカーの直接通販では町の文具店が全滅するという印象があるが、このアスクルでは町の文具店などをシステムに取り込み(代理店)、メーカーと小売の共存共栄が図られている。 仕組みは以下のとおりである。 取扱品目は事務用品中心だが、食品・飲料・日用品などひろくオフィスで働く人の欲しいものをカバーする幅広さがある。 BtoC向けECサービスLOHACOの売上高を、2013年5月期で180億円を見込みたいと発表したものの、実際は1割程度の21億円であった。 沿革 [ ]• 11月2日 - プラス株式会社の完全子会社として、プラス工業株式会社(現・アスクル株式会社)設立。 10月 - 埼玉シルバー精工株式会社が、(新)プラス工業株式会社に変更。 (旧)プラス工業株式会社は、(新)プラス工業株式会社にして、化。 3月 - プラス株式会社アスクル事業部が、首都圏の事業所を対象にアスクル事業を開始。 (旧)プラス工業株式会社が、リンクス株式会社に商号変更。 2月 - リンクス株式会社が、目的変更の上、 アスクル株式会社に商号変更。 が社長に就任。 3月 - アスクル事業で、インターネットを利用した受注を開始。 5月21日 - プラス株式会社よりアスクル事業を営業譲受し、営業開始。 12月 - 個人向け・ SOHO向けショップ「ポータルアスクル」開始。 11月 - アスクル株式会社が、に上場。 9月 - 、などのプライベートブランド商品を拡充。 4月 - アスクル株式会社が、第1部に上場。 10月 - アスクルサイトに「家具ショップ」を新規オープン。 12月 - アスクルサイトに「OAステーション」を新設し、法人向けパソコンの販売を開始。 11月 - 医療機関向けに医療材料を取り扱う専門カタログを創刊し、デリバリーサービスを開始。 11月 - 個人・SOHO向けショップ「ポータルアスクル」が「ぽちっとアスクル」に再編。 3月 - 自己を行い、プラス株式会社が親会社でなくなる。 11月10日 - 完全子会社として、アスマル株式会社設立。 2月22日 - を行い、「ぽちっとアスクル」事業をアスマル株式会社が承継。 9月 - 「ぽちっとアスクル」を「アスマル」としてリニューアル(2012年12月にLOHACOに統合され販売終了)。 5月20日 - 株式会社を割当先とするを実施し約329億9900万円を調達。 ヤフーが発行済株式総数の42. 7月 - ネットプライスドットコムとのアスマルをめぐる資本業務提携を解消。 アスマル株式を譲り受け、再び完全子会社とする。 11月 - B2C向けECサービスをオープン。 2月21日 - アスマル株式会社を吸収合併。 12月 - LOHACO内に、医薬品専門店の「ロハコドラッグ」オープンし、医薬品のネット通販に参入。 7月 - 法人向けサービス強化拡充に向け、弁当宅配事業「ごちクル」を展開すると業務・資本提携契約締結。 プラス株式会社の株式売却により、同社がその他関連会社でなくなる。 12月 - 「アスクル福岡センター」を移転・拡充した「ASKUL Logi PARK 福岡」が稼動。 5月 - 同年7月より、医薬品・医療機器販売開始をすることを発表。 6月 - 2017年12月より稼働予定の物流拠点「ASKUL Logi PARK 関西」新設を発表。 8月 - LOHACOにて、1時間単位の受取り時間指定が可能なサービス「Happy On Time」を開始。 2月 - の倉庫で火災が発生。 12日間燃え続けた。 倉庫内に貯蔵されていたスプレー缶などに含まれる可燃性のある危険物の総量が、法律で定めた基準を数倍上回っていた疑いがあることがわかった。 4月には警察が違反の疑いで本社を捜索し 、7月には倉庫の運営管理を担う子会社「アスクルロジスト」と、倉庫の管理責任者を務めていた男性を同法違反の疑いで書類送検した。 またこの影響で販売が長期にわたって滞り、顧客が他社の利用へ移るなど同社は甚大な被害を受けた。 4月 - LOHACOのマーケティング思想を実現する新発想の新物流拠点「ASKUL Value Center日高」新設。 5月 - ペット用品eコマース大手、株式会社チャームを完全子会社化。 7月 - とのネット通販事業での業務提携を発表。 両社の通販サイトで互いの商品を扱うほか、共同で食材の宅配事業に取り組む。 10月 - と協同して生鮮EC「IYフレッシュ」を11月28日より開始することを発表。 11月 - 「2030年 CO2ゼロチャレンジ」実現へ向け、日本で初めて「RE100」「EV100」二つの国際ビジネスイニシアチブに加盟。 1月 - 埼玉県と「災害時の食糧等の提供に関する協定」を締結。 、吹田ロジスティック特定目的会社と「災害時における救援物資拠点場所の提供協力に関する協定」を、大阪府吹田市と「災害時における物資の提供協力に関する協定」を締結。 2月 - 「ASKUL Value Center関西」稼働開始。 7月 - アスクルが、筆頭株主のヤフーの経営陣と対立している旨を発表した。 7月24日にヤフー とプラス が創業社長のの再任に反対の議決権行使を行い、8月2日の株主総会で岩田彰一郎と独立社外取締役3人が退任した。 2019年度の Experience Maker Awardを受賞。 10月1日 - ヤフーの化に伴い、アスクルの筆頭株主並びに親会社がZホールディングスに変更。 物流センター [ ]• DCMセンター -• 新砂センター - 東京都江東区• Logi PARK 横浜 -• Logi PARK 福岡 - みなと• ASKUL Value Center 日高 - 大字上鹿山字茗荷沢• ASKUL Value Center 関西 - 岸部南3丁目34-1• 大阪DMC - 大阪府北港緑地• 仙台DMC - 北• 名古屋センター - 浅山 関連会社 [ ]• ビジネスマート株式会社 - エージェント(代理店)。 に完全子会社化。 ソロエル株式会社(旧ASKUL e-Pro Service株式会社) - 設立。 ASKUL LOGIST株式会社(旧Bizex株式会社) - 配送会社、物流センター運営も管轄。 、プラスロジスティックス株式会社の新設分割で設立され、完全子会社化。 株式会社アルファパーチェス - に子会社化• 愛抜愜斯(上海)貿易有限公司 CMキャラクター [ ]• (2015- LOHACO) 脚注 [ ] []• タカハタプレシジョンジャパン• 南開工業• 錦城護謨• 原田鋼業• サクラパックス• ハギワラソリューションズ• 愛媛パッケージ• 中西金属工業• アンコール・アン• プリプレス・センター• フロイント産業• ヤマグチマイカ• 三栄源エフ・エフ・アイ• キューズ• 藤本化学製品• フルハシEPO• クレアン• インパクトジャパン• アイ・シー・アイ• ニッセイエブロ• イースクエア• プランニング・ホッコー• ポジティブ• エッジ・インターナショナル• DNV GL ビジネス・アシュアランス・ジャパン• ピー・アンド・イー・ディレクションズ• ピープルフォーカス・コンサルティング• 大谷清運• アルメックVPI• PwCアドバイザリー• トータルケア• ビジネスコンサルタント• エコロジーパス• SDGパートナーズ• レックス・インターナショナル• 日経ビーピーコンサルティング• エコツーラボ• リビエラホールディングス• あかつき• vKirirom Japan• かいはつマネジメント・コンサルティング• ネットラーニングホールディングス• 川内美登子・植物代替療法研究所• 教育・学習支援• 道普請人• ボランティアプラットフォーム• 日本印刷産業連合会• 日本CFO協会• 地球環境戦略研究機関• 国際協力NGOセンター• 日本食品分析センター• ACE• ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サスティナブル・サプライチェーン• 学校法人国際学院• 岩井医療財団• プラン・インターナショナル・ジャパン• あと会• 学校法人大阪夕陽丘学園• 日本建築センター• 国際開発機構 この項目は、に関連した です。 などしてくださる()。

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「ロハコ」の売上高は18%増の390億円、火災の影響で伸び率は鈍化

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2020年5月期 第3四半期決算• 9% オフィス用品通販サービスやLOHACO(ロハコ)を展開する「アスクル」の決算を見ていきます。 2020年5月期第3四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し増収、すべての利益項目で3桁増益となっています。 同期間として過去最高の売上高を達成。 火災と宅配クライシスで一時落ち込んでいた利益も回復しつつあります。 主力分野であるeコマース事業のBtoB事業は、当第3四半期において消費税増税の影響が懸念されましたが、新型コロナウイルス感染症予防のための衛生用品等の急激な需要増もあり、利用者数、購入単価ともに増加。 BtoB事業好調の要因として、新型コロナウイルスによる需要増以外にも、収益性の高いロングテール商品の売上高拡大、SEO対策やインターネット広告強化の効果現れが挙げられます。 特にWeb施策の効果は顕著で、 検索エンジン経由の新規客獲得数は過去最高に。 今後の継続的な成長が大いに期待されます。 一方、BtoC事業は、売上高については通期計画達成は厳しいものの、赤字幅縮小は計画通り達成できる見込みとのこと。 LOHACOは、PayPayモール店の売上高構成比が拡大していることにより固定費削減が実現。 今後は、 LOHACO本店においてもヤフーのシステム基盤の活用を検討していくとのこと。 新型コロナの影響 アスクルは多くの医療機関にも利用されていますが、新型コロナウイルスの影響により第3四半期は衛生用品(マスク、消毒液)等の慢性的な品切れが発生。 また、第4四半期においてはトイレットペーパなどの急激な需要増で配送が追いつかず、 LOHACO本店は3月4日から6日まで(実質48時間)受注停止という措置が取られました。 今もなお、マスクや手指消毒剤等の感染予防商品、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、おむつ等の紙製品の品切れが多く発生しており、出荷の遅延も見られます。 BtoBにおいても、購入数量制限などの対策が行われるなど、しばらく影響は続きそうです。 画像出典元:LOHACO公式HPトップページ 足元では急激な受注増が見られますが、一方で今後のリスクとして大きく2点挙げられます。 1点目は、 中国生産品の供給不安。 アスクルの在庫商品アイテム数の2割超が中国製ですが、既に一部商品が欠品に。 今後、さらなる欠品商品の増加が懸念されます。 2点目は、 BtoBにおける需要の低下。 多くの企業がテレワークを導入していますが、テレワークやサービス業の企業活動停滞が長引けば、需要増から一転、需要減となる可能性も考えられます。 なお、新型コロナウイルス感染拡大による影響が不透明であることから、業績予想は据え置かれています。 今後は、業績影響の極小化に向けた対策を検討、実施していくとしています。 画像出典元:「アスクル株式会社」決算説明資料 2020年5月期 第2四半期決算 19年12月更新• 0% 2020年5月期第2四半期連結累計期間の業績は、前年同期に対し増収、 すべての利益項目で3桁増益となっています。 上期としての売上高は過去最高を更新し、営業利益3. 3倍、経常利益3. 5倍、純利益6. 9倍と業績V字回復に向け順調に推移。 増収に貢献したのは、主力分野であるeコマース事業のBtoB事業。 消費税増税前の駆け込み需要の効果もあり、前年同期比5. 4%の増収と順調に推移。 一方、 BtoC事業は前年同期比で3. 0%減収となりましたが、これはLOHACO事業において独自価値ECへの転換に向けての構造転換を最優先しているためとのこと。 なお、BtoC事業のうち、LOHACO事業の売上高は前年同期比6. 7%減の240億円。 海外向けや国内の大口顧客向け売上の落ち込みや、売上高配送費比率の高い飲料の販売方法の見直しにより飲料品のケース販売額が 減少したことが響きました。 売上総利益率は、BtoB事業において消費税増税対応(物流山崩しクーポン等)の影響により一時的に低下したものの、LOHACO事業の売上総利益率が向上し、前年同期比で同水準の23. 6%に。 営業利益が大幅増となったのは、BtoB事業の増収に加え、 売上高配送費比率の減少、減価償却費の減少等により売上高販管費比率が21. 9%と前年同期比で1. 2ポイント改善したことによよるものです。 なかでも、LOHACO事業においては配送コスト削減による効果が大きく見られ、売上総利益率の上昇と売上高配送費比率の低下が同時に進んだことで損益構造の 改善が実現。 その結果、 BtoC事業の赤字幅は15億円縮小。 対立から一転、ヤフーとの連携強化へ アスクルは、ヤフーと対立し資本関係を解消したい意向を示していましたが、一転、 LOHACO事業においてヤフーとの連携を強化していくと当第2四半期決算で発表しました。 なお、ヤフーが10月1日付でZホールディングスに商号変更し持株会社へと移行したため、ヤフーの連結子会社であるアスクルはZホールディングス傘下となります。 ここで、LOHACO事業のおさらいです。 オフィス用品通販サービスで順調に成長してきたアスクルは、サービスを一般消費者向けに展開すべく、2012年に一般消費者向け通信販売サイト「LOHACO(ロハコ)」の提供を開始しましたが、倉庫火災もあり 赤字は拡大の一途。 業績改善が見られないことで、筆頭株主であるヤフーと対立を深め、社長解任騒動へと発展していったわけです。 それが10月、 LOHACOはヤフーが開始したPayPay モールに出店。 PayPayモールはLOHACO本店と比較してオーダー単価が高く、またPayPayモール全体での大型販促があるため販促効率も非常に高いものとなっています。 そのため、LOHACO本店の売上は伸び悩んでいますが、PayPayモールでの売上は販促効果もあり好調に推移しているとのこと。 今後は、PayPayモールでの売上高拡大によって収益改善を目指し、 ヤフーとの連携をさらに強化していくとしています。 なお、通期の業績に変更はありません。 前期に対して増収増益、EBITDA過去最高益を見込んでいます。 LOHACO事業においては、成長頼みではない収益改善に取り組み、 2023年5月期までに黒字化を実現させていく予定です。 画像出典元:「アスクル株式会社」決算説明資料 2020年5月期 第1四半期決算 19年9月更新• 営業利益:14億7,900万円• 経常利益:14億5,600万円• 四半期純利益:9億1,000万円 ヤフーの連結子会社、eコマース事業を展開する「アスクル」の決算を見ていきます。 2020年5月期第1四半期の連結業績は、前年同期に対し増収、利益面では大幅な増益となり 黒字に転換しています。 増収の主な要因は、主力分野であるeコマース事業のBtoB事業が前年同期比4. 2%増収と好調に推移したことによるものです。 一方、何かと話題のBtoC事業 LOHACO(ロハコ)の売上高は前年同期比2. 5%減に。 ただ、連結子会社のチャームの増収が寄与し、BtoC事業合計としては前年同期比0. 4%の増収となっています。 チャームは、ペット・ガーデニング用品の品揃えに強みを持ち、チャームが運営するeコマースサイト「Charm」はアマゾンや楽天、Yahoo! ショッピングにも出店しています。 アスクルはLOHACOにおけるペット用品取扱い拡充を狙い、2017年にチャームを連結子会社としています。 LOHACOの「Charm」トップページ 利益に関しては、増収による増益に加え、販売費及び一般管理費が前年同期比で減少したことにより大幅な増益となり、黒字化を達成。 LOHACOに関しては赤字が続いていますが、前年同期26億円の赤字から17億円の赤字と赤字幅は縮小しています。 費用面は、配送に関する施策が奏功し売上高配送費比率が減少したこと、前期に「ASKUL Value Center 日高」の固定資産を減損し減価償却費が減少したこと等により販売費及び一般管理費が前年同期比で1. 9%減少しています。 なお、通期の業績予想について変更はありません。 EBITDA過去最高益を見込んでいます。 社長解任騒動 アスクルは8月2日、経営体制の見直しに伴うものとして、 創業者の岩田彰一郎社長の退任を発表しました。 事実上の解任です。 発端は2019年1月、業績不振を理由にヤフーがアスクルにLOHACO事業の譲渡を検討するよう申し入れたこと。 しかしアスクルは、この譲渡要請を拒否。 すると同年6月27日、ヤフーは岩田社長に対し退陣要求するとともに、8月2日の 定時株主総会において岩田社長再任へ反対する意向を表明。 これに対し、アスクルはヤフーとの経営思想の違いや、上場企業としての独立性の侵害が顕著になったとし、 ヤフーに対し提携関係の解消を申し入れました。 ヤフーは株主権行使の理由を「アスクルの数年にわたる業績低迷の早期回復」とするのに対し、アスクルは「これは真の理由ではない」と反発。 コマース事業を強化したいヤフーがLOHACOを手に入れたいのだろうというのが一般的な見方です。 なお、ここ最近のヤフーの業績は先行投資が響き、減益が続いています。 泥沼化の様相を呈していましたが、結局45. 1%の株式を保有する筆頭株主であるヤフーと11. 6%の株式を保有するプラスが岩田氏の再任に反対する議決権を行使。 また、岩田氏を支持する社外取締役3氏の再任も否決されました。 新社長には吉岡晃氏が選任されましたが、「今後のヤフーとの関係については資本関係を解消したいという基本スタンスは変わってないが、両社にとってよりよい関係の模索のための協議を速やかに開始したい」としています。 一方で、ヤフーが今秋開始する PayPayモールにLOHACOも出店。 ZOZOTOWNも出店予定です。 コマース事業に力を入れるヤフーは、ZOZOを買収したことにより一気にコマース事業を加速させていくと見られます。 アスクルのあゆみ アスクルとヤフーとの関係の理解を深めるために、アスクルのあゆみを振り返っていきます。 設立は1963年、創業は1993年となっています。 1993年、オフィス用品の中小事業所向けカタログ通信販売を目的とする新規流通事業部門として、 プラスの中でアスクルの前身であるアスクル事業部が発足。 プラス株式会社トップページ 1997年にプラスから分社し、商号をアスクル株式会社に変更。 岩田彰一郎氏が社長に就任し、インターネットによる受注を開始します。 2000年にJASDAQ市場に上場。 2004年に東京証券取引所市場第一部へ市場変更。 2012年にBtoCオンライン通信販売事業の垂直立上げを目的に ヤフー株式会社と業務資本提携契約を締結し、一般消費者向け通信販売サイトLOHACO ロハコ を開始。 2015年にヤフーはアスクルの株式を約45%(議決権ベース)保有し、アスクルを連結子会社化。 しかし、LOHACOはサービス開始から現在まで収益の改善は見られず、2014年5月期の約29億円の赤字から悪化して、2019年5月期は約92億円の赤字という結果に。 アスクルとしては業績悪化の要因は、2017年に発生した物流拠点「ASKUL Logi PARK首都圏」の火災の影響と宅配クライシスによるもので、それは乗り越えたとしています。 アスクルグループについて 次に、アスクルグループについて。 アスクルグループは、アスクルおよび連結子会社10社により構成され、eコマース事業を主な事業として展開しています。 セグメントは、「eコマース事業」「ロジスティクス事業」「その他」の3つに区分されています。 全体の売上の約98%がeコマース事業によるもので、そのうちの8割がBtoB事業です。 BtoB事業は順調に推移しており、LOHACOの赤字が足を引っ張っているのが現状です。 3 その他 連結子会社嬬恋銘水株式会社にて水の製造販売 画像出典元:「アスクル株式会社」決算説明資料 2019年5月期 通期決算 19年7月更新)• 7% となりました。 増収の主な要因は、主力分野であるeコマース事業のBtoB事業が順調に推移したことと、BtoC事業において「LOHACO」の火災からの回復と前期に子会社化した株式会社チャームの連結効果が寄与したことによるものです。 配送原価低減策に取り組んだことで 宅配クライシスを乗り越え、営業利益・経常利益ともに増益を達成しました。 【グラフ】四半期別eコマース事業営業利益推移 純利益は、固定資産の減損損失31億2,300万円を計上したことと、前期に火災損失引当金戻入額68億4,600万円を計上したこと等により大幅な減益となりました。 セグメント別の業績 eコマース事業• 9%)• 3%) 販売費及び一般管理費は、配送運賃の大幅な増加、「ASKUL Value Center 関西」開設に係る固定費の増加等により増加。 一方、 物流センターにおける労働生産性の飛躍的な改善と売上高の増加により増益となりました。 3%)と順調に推移。 商品の種類別では、日用消耗品や消耗紙、オフィスで利用される飲料等の生活用品が成長を牽引し、MRO商材、医療・介護施設向け商材の売上高も増加。 BtoB事業においては、以下の3点によって 集客・購買機会を最大化にし、売上を伸ばしました。 Web経由の新規登録は過去最高となりました。 さらに、ビッグデータやAI(人工知能)を活用したWEBサイト上の検索機能の進化により既存客の購入点数・単価ともに増加しました。 売上高の約36%がオリジナル商品で、その比率は上昇しています。 販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、どこで売っているかわからないといったお客の困りごとを解決しています。 今後も、データやテクノロジーを活用した商品開発、ロングテール商品の拡大とWEBサイトの進化に取り組んでいくとのことです。 7%増の652億円に。 一方、配送運賃の値上げの影響は大きく、 営業利益は92億円の赤字となりました。 配送原価低減策を実行したことと「配送バー」改定により買い回りが進み、損益は改善傾向にあります。 また、「LOHACO」の 自社配送シェアは期末時点で36%となり、目標の「シェア35%」を達成しました。 BtoC事業では、将来の収益改善をともなった成長を実現するために「独自価値ECへの転換」に注力。 下期より以下の取り組みを開始しています。 加えて、引き続き物流配送コストの低減等の物流施策を進め、収益基盤の拡大を進めるとのことです。 ロジスティクス事業・その他• 5%)• グループ外の物流業務受託の売上高が増加しましたが、前連結会計年度の売上高には、株式会社ecoプロパティーズの「ALP首都圏」、「ASKUL Logi PARK 福岡」売却等の大型案件に係る不動産仲介手数料が含まれていたことから 減収減益となりました。 2020年5月期の業績予想 2020年5月期は、前期に対し 増収増益となる見込みです。 当期純利益:54億円 BtoB事業、BtoC事業それぞれの戦略に加え、 自社配送網の高密度化と高度自動化された物流・配送のシェアリング(OPA)による効率化により EBITDA過去最高益を見込んでいます。 画像出典元:「アスクル株式会社」決算説明資料 2019年5月期 第3四半期決算 19年3月更新)• 営業利益・経常利益ともに減益していますが、第2四半期以降の各連結会計期間の利益水準は前年同四半期並みに回復しています。 物流センター内の生産性が、2017年2月にASKUL Logi Park首都圏で起こった火災以前の水準にまで順調に改善したことが要因です。 eコマース事業のBtoB事業は順調に推移し、BtoC事業は「LOHACO」が火災から復活したことと、前連結会計年度の第1四半期末に子会社化した株式会社チャームの連結効果で増収となりました。 一方、 大手配送会社による配送運賃の値上げや、前年に火災損失引当金戻入額68億4,600万円を計上したことが大幅な減益要因となっています。 各セグメントの業績• eコマース事業(BtoB 事業) 売上高は、前年比5. 0%増の2,344億900万円となり、順調に推移しています。 Web成長戦略に力を入れ、SEO対策やインターネット広告の強化を行ったことで、新規客が増加。 さらに、ビッグデータを活用した効率的・効果的な販促とWEBサイト上の検索機能の改善を進めた結果、従来客の買い回りも進み、購入点数・単価ともに増加しました。 また、2018年8月には「アスクルカタログ 2018秋・冬号」を発刊し、定期配送サービスや、多様化する働き方やオフィス環境に適した新サービスの提案を行っています。 eコマース事業(BtoC事業) 「LOHACO」の売上高は 火災前の水準まで回復しており、前年比33. 3%増の388億9,500万円、前連結会計年度中に子会社化した株式会社チャームの連結効果も寄与し、BtoC事業合計では、前年比39. 9%増の493億3,400万円となりました。 2月度単月で限界利益黒字を達成しました。 来期以降は利益成長スピードを上げていく計画です。 2018年5月にYahoo! ショッピングへ出店を開始後、新規客の獲得が順調に進んでいます。 また、基本配送料が無料となる注文金額の改定等で、購入単価が上昇した結果、売上高の増加と収益性の改善が同時に進みました。 2019年1月より、配送バー改定を行っています。 基本配送料が無料となる注文金額を「1,900円(税込)以上」から「3,240円(税込)以上」に改定。 2月には「LOHACO Yahoo! ショッピング店」でも、基本配送料が無料となる注文金額を「3,240円(税込)以上」から「3,780円(税込)以上」に改定しました。 これにより、 1箱当たりの売上高が上昇し、売上高配送費比率が予定通り改善しています。 ロジスティクス事業 売上高は、前年比25. 9%減の41億4,200万円、営業損失は4億100万円(前年同期は営業利益10億2,800万円)となっています。 グループ外の物流業務受託の拡大により売上高が増加しましたが、前第3四半期連結累計期間の売上高には、株式会社ecoプロパティーズの「ALP首都圏」、「ASKUL Logi PARK 福岡」売却を含めた 大型案件に係る不動産仲介手数料が含まれていたことから、減収減益となりました。 自社配送の拡大 アスクルは、差別化された配送サービスの拡大と配送コストの低減を目的に、自社配送の拡大を進めています。 連結会計年度期首にて10%だった自社配送比率は、第3四半期連結会計期間末時点で、期首に計画した期末時点の目標であった20%を超え 23%を達成しました。 連結会計年度末時点では35%を目標に進めています。 19年5月期の業績予想 19年5月期の予想への進捗率は4割にとどまっていますが、 「増収効果や自社配送の拡大などにより採算を改善する」として予想を据え置いています。 4~5月の10連休の影響については精査中です。 画像出典元:「アスクル株式会社」決算説明会資料 2019年5月期 第2四半期決算(18年12月更新)• 営業利益:10億2,900万円 前年比-55. 経常利益:9億5,800万円 前年比-54. 四半期純利益:3億1,500万円 前年比-90. 主力分野であるeコマース事業のBtoB事業は順調に推移し、BtoC事業は「LOHACO」が火災から復活しました。 一方、 配送運賃の値上げが大きく影響し、営業利益は減益となりました。 四半期純利益は、前年同期に火災損失引当金戻入額68億4,600万円を計上したことで大幅な減益となりました。 配送コストのピークは第1四半期で、配送コスト低減に向けたさまざまな施策により配送コストは低減しつつあります。 各セグメントの業績• 2%)となりました。 SEOやインターネット広告の強化により新規の顧客を獲得することができ、 ネット広告経由の売上高は前年同期比2倍超となりました。 日用消耗品や消耗紙、飲料等の生活用品が成長を牽引し、MRO商材、医療・介護施設向け商材の売上高も増加しました。 ロングテール商品の拡充も貢献しました。 サービス別では、中堅・大企業向けの「SOLOEL ARENA」がBtoB事業の成長を牽引しました。 今後は、オリジナル商品の拡大、ロングテール商品のサービス差別化、WEBの進化継続によってさらなる売上拡大を目指します。 1%)となりました。 2017年2月の火災以降、売上高の減少が続いていましたが、現在は確実な成長路線に転じています。 また、2018年5月より「Yahoo! ショッピング」への出店を開始するとともに、 ヤフー株式会社と連携した販促施策を一層強化したことで新規顧客の獲得も順調に進み、売上高が増加しました。 今後は、オリジナル商品数のさらなる拡大、配送バーの改定、自社配送比率の向上等により収益力の向上を図っていきます。 画像出典元:「アスクル」決算説明資料 2019年5月期 第1四半期決算• 売上高939億7,200万円(前年同期比15. 9%増)• 2017年2月、アスクルは、自身が所有するLOHACO倉庫で火災が発生、サービスを一時的に停止させる状態にまで追い込まれました。 同年9月までには完全回復、現在は火災前に比べて出荷能力 160%以上の増加、取扱商品数 倍増を実現しています。 一方、2017年に子会社化した株式会社チャームの費用計上、配送ドライバー不足等に起因する配送運賃の上昇などに伴い、販管費は220億300万円と前年同期に比べ23. 6%増となりました。 今回、営業利益が赤字となった原因は、コスト増加による部分が大きいと言えるでしょう。 続いて、アスクルの事業内容について見ていきます。 」を経営理念に、BtoB事業のアスクルカタログから始まり、アスクルWebサイト、そしてBtoC事業のLOHACOへとサービスを展開してきました。 現在はECサイトの運営が中心となっています。 3 LOHACO BtoC事業。 個人向けのEC。 Yahoo! JAPANとコラボして開始された通販サイト。 文房具、生活雑貨から食品、飲料まで生活に必要なものを取り扱います。 「ASKUL」通販ページ アスクルの特徴として、環境への配慮の徹底が挙げられます。 他団体環境活動への支援はもちろん、自社でのCO2削減への施策も行なっているそうです。 2018年8月7日には、環境省推進エコ・ファースト制度にてエコ・ファースト企業認定を取得しました。 また、アスクルは、2004年にメディカル事業へ参入、衛生・介護用品カタログや医療機関向けカタログなどを通し、医療器具や材料などのデリバリーサービスを行なってきました。 さらに、2013年には、これまでのメディカルサービス事業で培ってきたノウハウを活かし、個人向けの医薬品のネット販売を行うECサイト「LOHACOドラッグ」を開始しています。 アスクルのこれから 現在、アスクルが抱えている最大の経営課題は、大手配送会社の配送運賃値上げ等の影響により高騰した配送コストです。 それに伴い、2019年5月期は、物流改革の取組みを着実に進め、物流生産性の向上・配送基盤の強化・物流シェアリングでローコストオペレーションを目指します。 アスクルは、課題への意識を高めると共に、大手配送会社への依存度低減への具体的な施策として、3つの取り組みを宣言しました。 地方では、地域パートナー配送会社の積極的な活用と物流センター間輸送の自社化• アスクル独自の受取りサービス「Happy On Time」によるBtoC事業の自社配送化• 物流基盤を外部提供する新サービス「Open Platform by ASKUL」の取組拡大 つまり、配送コスト増加の解決策として 自社グループ配送の強みを強化していく方向性を示しているということでしょう。 さらに、アスクルは、BtoC事業は商品数・ユーザー数の増強で規模を拡大し、BtoB事業では引き続き増収増益を維持・ヘッド商品とロングテール商品の両軸から収益拡大を実現させていく方針でいます。 画像出典元:「アスクル」決算説明会資料・公式HP 会社概要 会社名 アスクル株式会社 事業内容 BtoB、BtoC向けeコマース事業 所在地 東京都江東区豊洲3-2-3 設立日 1963年11月1日 代表 吉岡 晃 資本金 211億8,900万円.

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